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久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
日本のメタボリックシンドローム(予備軍を含む)人口は約2000万人。
社会的に豊かな日本においてその人口はますます増えており、現代の社会問題と化しています。
そのメタボと同じくらい危惧されているのがロコモティブシンドローム(運動器症候群)です。
ロコモとは筋肉、骨、関節などが弱くなり、「立つ」「歩く」「走る」ができなくなってしまう状態のこと。
つまり、このロコモになると寝たきりになってしまいます。
これも日本が豊かになったことによる現代病といえるでしょう。
今の日本人の健康に必要なのは「運動」です。
それも正しく運動をすること。
今回は「寝たきりにならない」筋力トレーニングについてお伝えします。
寝たきりにならない筋力トレーニング
死ぬまで自分の足で歩くにはどうすればいいでしょうか。
私の友人は「ウォーキング」をして、普段から健康を維持しています。
「ウォーキング」は「体脂肪を落とす」「心臓の健康を維持する」という面で効果があり、 普段から習慣づけてほしい運動です。
ですが、「寝たきり」を予防するとなると話は変わります。
「ウォーキング」は確かに健康に必要な運動ですが、下半身の筋肉量を維持することはできません。
人間の筋肉量は30歳から1%ずつ落ちるといわれていて、それを維持するためには日常よりもきつい負荷の運動を行うことが必要です。
しかし、日常と同じ負荷のウォーキングではそのうち筋肉が落ちてきてしまいます。
そこで、下半身の筋力トレーニングが必要になってくるのです。
下半身の筋力トレーニングは「スクワット」がおすすめ。
写真のように
①肩幅で立つ
②右足を一歩前に踏み出す。
③その姿勢のまま膝を曲げ伸ばしする
右足の運動が終わったら、足を入れ替えて10回~20回
この運動を2セットずつ、週2回行いましょう。
「立つ」「歩く」動作に必要な「もも」「お尻」周りを鍛えられ、ロコモを予防することができます。
筋力トレーニングはお金がかからない投資です
筋肉をつけるには筋力トレーニングしか方法がありません。
これはカッコいい体を作る時も、体力を上げたい時も同じです。
このサプリメントを飲むだけでお腹が割れた。
という健康食品の広告がありますが、もしそれが本当であれば私も欲しいです。
ですが、負荷をかけてその筋肉を動かすことをしないと筋肉はつきません。
つまり、寝たきりにならないようにするには「自分の足を動かす」しか方法がないのです。
筋力トレーニングはお金がかからない上に、大きな利益が返ってくる投資です。
ぜひ今から筋肉を使って「寝たきりにならない体」目指してください。