【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
先進国の日本では衣食住に困ることはそれほどありません。
それだけ社会が成熟し豊かであることの証拠ですが弊害もあります。
その一つが肥満です。
日本において肥満の人は徐々に増えており、社会問題となっています。
内臓脂肪が過剰に蓄積して代謝異常が起きている状態を『メタボリックシンドローム』といい、その人口は約2000万人(予備軍を含む)といわれています。
このメタボになると脳梗塞や心筋梗塞などに繋がる“動脈硬化”のリスクが高くなり、命に関わることがあります。
そのメタボと同じくらい危惧されているのが『ロコモティブシンドローム(運動器症候群)』です。
ロコモとは筋肉、骨、関節などが弱くなり、「立つ」「歩く」「走る」ができなくなってしまう状態のこと。
ロコモになると自立した生活が難しくなり、寝たきりになってしまう可能性が高くなります。
メタボとロコモ、どちらも怖い病気ですが十分予防は可能です。
まずは正しい知識を身に付けて予防を始めていきましょう!
メタボリックシンドロームは何が怖い?
『メタボリックシンドローム』になると血圧・血糖値の上昇、脂質の異常などがみられ、その状態が続くと動脈硬化が進み疾患を引き起こすことになります。
その原因は運動不足、偏った食生活、睡眠不足など不規則な生活習慣。
そこにストレスや喫煙といった身体にダメージのある状態が積み重なることによって生じます。
特に食事は大きな関係があり、脂質・糖質・塩分が多い、カロリーをオーバーしているなど偏った内容の食生活が続くとメタボになる可能性は高くなります。
先述の通り、動脈硬化のリスクが高くなることがメタボの特徴ですが、動脈硬化そのものには自覚症状がありません。
現在、日本人の死亡原因の1位は悪性新生物(がん)。
2位と3位は、動脈硬化が原因であることが多い心疾患・脳血管疾患です。
自覚症状がないまま亡くなってしまうのは怖いことではないでしょうか。
ロコモティブシンドロームは何が怖い?
『ロコモティブシンドローム』は、加齢による筋力低下や骨・関節の病気など「運動器」の故障が原因です。
「運動器」は骨・関節・筋肉・神経など身体活動に必要な組織のことで、歩く・走る・登る・降りるなどの移動動作に欠かせません。
介護の原因には認知症や脳血管疾患など様々ありますが、1位はこのロコモです。
立ったり歩いたりする能力が低下すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
現代社会においては、自分の足で立たなくても・歩かなくても好きなところに移動できる便利な手段があります。
しかしその生活が続くと自覚がないまま症状が進行し、若い人でもロコモ予備軍になっていることが最近分かりました。
メタボ・ロコモを予防する筋トレを紹介します
メタボ・ロコモ、どちらの対策にも共通しているのは“運動”です。
メタボを改善するならまずは内臓脂肪を減らしましょう。
脂肪燃焼には筋力トレーニングで基礎代謝を向上させることが一番です。
全身の筋肉は下半身に集中していて上半身との割合は7:3。
腰から下を鍛えると効率良くお腹周りの脂肪を落とせます。
そして下半身を鍛えることはロコモ対策にもなります。
代表的な下半身の筋力トレーニングにはスクワットがありますが、ここでは歩く力も同時に鍛えるために「スプリットスクワット」を紹介します。
①肩幅に立ち、脚を前後に開く(体重を乗せる割合は前足7、後足3)
②脚を前後に開いたまま、膝を曲げ伸ばしする(前脚の膝の角度が90度になるまで曲げる)
目安は10~20回。
終わったら脚を入れ替えて行います。
左右1セットから始めて5セットまで増やしましょう。
このトレーニングを継続すると基礎代謝が向上し、「立つ」「歩く」など移動に必要な能力も鍛えられます。
メタボもロコモも同時に予防できる一石二鳥な筋トレです。
ぜひチャレンジしてみてください。
筋力トレーニングはお金がかからない投資です
身体を強くするには自ら動くしか方法がありません。
これはダイエットでも体力向上目的でも同じです。
【このサプリメントを飲むだけでお腹が割れた】という触れ込みの健康食品がありますが、それが本当であれば私も欲しいです。
ですが、負荷をかけてその筋肉を動かさないと筋力は向上しないし脂肪は落ちません。
この記事を読んでいる皆さんに必要なのは「正しく運動をすること」です。
筋力トレーニングはお金がかからない投資ですから、ぜひ自分の身体を使って健康という大きな利益を手に入れてください。
どんなに簡単な計算式も公式を知らなければ解くことはできません。
皆さんの場合、「食事」と「運動」の重要性がわかっていても「続ける方法」を知らないため、ダイエットという計算式が解けないのです。
成果が出ないのはエクササイズよりも「続かないこと」が大きな理由で、ダイエットも勉強、仕事、恋愛と同じように「モチベーション」が重要です。
そこで、このレポートでは今までの指導経験から導いた「運動が嫌いでもダイエットが続く・成果が出る8つのポイント」をみなさんにお伝えします。
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