【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
以前から腰に違和感を感じていたAさん。
1週間前から徐々に痛くなってきたので病院で診てもらったが、結果は「異常なし」。
しかし、その後も腰痛は一向に治る気配がありません。
原因がわからないのに痛みが続いたら心配ですよね。
「原因不明の痛み」はパーソナルトレーニングでも多いご相談です。
異常がないのになぜ体が痛いのでしょうか?
この記事では
・異常がないのに体が痛い
・体が硬いと感じる
・動きが遅いと感じる
理由と解決法を解説していきます。
その痛み 筋肉が原因です
異常がないのに体が痛いのは筋肉が原因です。
血液中の酸素と栄養素が筋肉に届くことで、筋肉は伸び縮みします。
運動習慣がないと血液の循環は悪くなり、酸素と栄養素は筋肉に届きません。
栄養不足になった筋肉は硬くなり血管を圧迫。
痛みのもととなる物質を出します。
厄介なことに、痛みを感じると筋肉はさらに硬くなるので、「痛み→硬くなる→痛み」という悪循環ができてしまうのです。
筋肉が硬くなると動きが遅くなります
筋肉が硬い人の特徴として「動きが遅く感じる」というものがあります。
硬い筋肉は自転車の錆びたチェーンと同じ。
伸び縮みしないので、自転車を漕いだ時と同じように動きが「重く」「遅く」感じるのです。
硬くなった筋肉を戻すには
では、「硬くなった筋肉」を戻すにはどうすればいいのでしょうか?
その方法は2つあります。
1つは『動的ストレッチ』
体を積極的に動かすストレッチ法です。
血流が良くなり、関節液が分泌されることで筋肉と関節の動きがスムーズになります。
もうひとつは『静的ストレッチ』
筋肉をじっくりと伸ばすストレッチで、柔軟性を戻すのに確実な効果があります。
一般的に「ストレッチ」と言われている方法です。
筋肉は新陳代謝が活発なので、動かすことで柔軟性を取り戻すことができます。
「痛みがあるから、動かさない」ではなく「痛みがあるから、積極的に動かす」
これが正しい解決策です😄
動的ストレッチをやってみよう
実際に動的ストレッチをしてみましょう。
20回×3セット 週3~毎日行うと効果的です。
■肩こり改善
①両手で頭を抱える
②ひじを開きながら空を見上げる
■腰痛改善
①両手をクロスさせながら腰を曲げる
②両手を開きながら腰を伸ばす
◾︎膝痛改善
①椅子に座り、片膝を伸ばす(20回終わったら逆の足)
参考資料
みんなのストレッチ(講談社)
決定版 いくつになって健康柔軟体操(宝島社)
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