二人の子どもが乗るトロッコを押す男性

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

GWも残り一日。
今年は家族で旅行に行かれたり、実家に帰省された方も多いのではないでしょうか?

3年ぶりに外出制限がなくなったことで、今年はどこも大賑わいのようです。
一方の私は運動指導の時間が少ないため、少し寂しい思いをしているのですが(笑)

さて、今回は「GWはお家で過ごした」方向けにブログを書いています。

一昨年に外出制限が始まってから健康被害の報告が増えたことをご存知でしょうか?
その時期は子どもの体力低下やメンタルヘルスの不調など、さまざまな健康問題が連日報道されていました。

そこで今回は、外出して身体を動かすことの大切さを改めて考えていきたいと思います。
GW中にお家時間を楽しまれた方はぜひお読みください。

 

外出で得られる3つのメリット
中高年の男性二人と女性二人が歩いている

外出で得られるメリットは3つあります

①日光を浴びて心身の健康を保つ
日中に光を浴びる健康効果は2つあります。

1つは、ビタミンDの生成。
もう一つはセロトニンの分泌です。

ビタミンDは骨形成に関わる栄養素で、不足すると骨が脆くなります。
特に女性で60歳以上の方は、骨粗鬆症になりやすいので要注意。

ビタミンDは、きのこ類、魚介類、卵類、乳類に多く含まれていますが、日光浴でも体内で合成されます。

適度な日光を浴びていればビタミンDは不足しません。

しかし高齢者の場合、皮膚におけるビタミンD産生が低下することに加え、外出減少で日光を浴びる機会が減ると、通常よりも多くのビタミンDを食事から摂取する必要があります。
日光に当たる機会が少ない人は、意識して食事からビタミンDを摂取することが大切になるでしょう。

また、日光を浴びるとセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。
これは気持ちを落ち着かせたり、寝起きを良くするなど生活習慣と関係の深いホルモンです。

手軽に健康維持をされたい方は、紫外線に気を付けながら15~30分ほど外出すると良いでしょう。

②運動機能の低下を防げる

運動不足であると体力や全身持久力が低下し、疲れやすくなります。
疲れやすくなると身体活動量が減少するため、さらに体力全般の低下を招きます。

体力低下の予防にはある程度強度の高い運動が必要ですが、立つ、歩くから始めた方が運動は継続しやすくなります。

様々な健康指針をまとめると、1日に1時間のウォーキングは肥満の予防に有効ですから、1日に一回は買い物に行く、人と会うなど理由を見つけて外出すると良いでしょう。

③人と接すると心が軽くなる

環境変化は大きなストレス要因。
特にコロナ禍における外出制限は、普段から人と接することが多い方には大きなストレスとなっていたでしょう。

過度なストレスを抱えると生活リズムが不規則になり、気分が落ち込む、痛みを感じやすくなる、など心身の不調を引き起こす原因になります。

しかし、感染状況が落ち着いている今年の5月は比較的外出がしやすい環境です。
ぜひ、次の休日はご家族やご友人と約束してお出かけください。

もちろんオンライン飲み会も良いと思いますが、一緒にランチをすれば楽しい時間がもっと楽しくなりますよ!

 

お家で過ごすことも悪くない
二人の子供と両親がソファでくつろいでいる

一方、お家で過ごすこともメリットはあります。

リスクが下がったとはいえ、人が集まるところはコロナウィルスに感染する可能性があります。
特に大型連休の観光地は混雑していますので、それが心配な方はご自宅で過ごした方が良いでしょう。

また、好きな音楽を聴いたり、動画を見ることは気持ちのリフレッシュにもなります。
サブスクリプション型のサービスを利用すれば、好きな時間に好きなだけエンタメを楽しめます。

「外出しない」という選択も全てが間違っている訳ではないと思います。

「適度に身体を動かし、お家時間を楽しむ」

このルールを守れば、毎日元気に過ごせますよ✋


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