【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
パーソナルトレーニングで多い相談が「ダイエット」と「痛み」に関すること。
特に「膝の痛み」は怪我があるわけでもないのに「痛みがひどくて・・」というお話をよく聞きます。
なぜ中高年になると膝の痛みを感じるようになるのでしょうか。
今回は中高年の膝の痛みの原因・予防法を解説します。
膝の痛みの種類
膝の痛みの種類には「外傷」と「障害」があります。
「外傷」とは突発的な事故で起きる関節や靭帯の怪我のことで、「半月板損傷」「内側側副靱帯損傷」「前十字靭帯損傷」などがこれにあたります。
一方「障害」とは日常的に使いすぎたり、使い方が悪かったことによる関節や靭帯の怪我のこと。
中高年に多い『変形膝関節症』はこの「障害」にあたります。
膝が変形して痛みが出る原因
『変形膝関節症』とはその名の通り、膝の形が変形して痛みがでる症状です。
そのメカニズムは
運動不足 不摂生 → 体重増加 → 膝に負担がかかる → 膝関節の変形 → 痛みの発生 → 運動不足 → 体重増加
となっていることがほとんどです。
このように変形性膝関節症になると、「体重増加」→「膝の変形」の悪循環を繰り返します。
体重が増え続けると糖尿病やガンになる可能性もあるため、決して甘く見てはいけない障害です。
また、変形性膝関節症は進行型の症状で完治することはありません。
あらかじめ予防するか、進行を遅らせるしか方法がないのが現状といえます。
中高年の膝の痛みはダイエットで解決
私の経験では、50代以上の膝の痛みは変形膝関節症であることがほとんどです。
実際データ上では高齢者の女性に多いことも分かっています。
その大きな原因の一つが肥満です。
つまり運動不足と食生活の乱れが膝を変形させてしまっています。
もし今現在外傷もなく膝に違和感や痛みを感じたら、膝関節が変形しているかもしれません。
自覚症状があれば病院で診察してもらいましょう。
今自覚症状がない方、または病院で診察しても問題がなかった方が始めるべきはダイエットです。
食事をバランス良く取りながら、足を使った運動を始めれば体重は落ちてきます。
とは言っても自己流で始めることはオススメできません。
私の友人はダイエットのために走り始めたはいいものの、すぐに膝を痛めさらに体重が増えてしまいました(涙)
オススメはパーソナルトレーナーをつけることです。
パーソナルトレーナーは筋肉をつけて体を健康にするお医者さん。
膝の痛みを改善するためにダイエットしたいことをはっきりと伝えましょう。
あなたの明日を元気にする処方箋をお渡ししてくれること間違いありません。
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