久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー小森祐史です。
前回はスマホ編という飛び道具を使ったので今回は筋トレで痩せない理由を解説していきます。
「筋トレをしてもいっこうに痩せないよ!」とお嘆きの方はぜひ読んでみてください。
①体幹トレーニングばかりしている
これはよくありがちな間違いです。
メディアでよく取り上げられたからでしょうか。
ジムで体幹トレーニングばかりしている方をよく見かけます。
「腹筋を鍛えることでお腹がへこむ」と考えて体幹トレーニングをされているのだと思いますが残念ながら体幹トレーニングだけではお腹はへこみません。
お腹が出ている人のほとんどがお腹まわりに体脂肪がついています。
体幹トレーニングは「腹横筋」という姿勢を良くしたり、呼吸をするのに必要な筋肉を鍛える運動です。
脂肪を落とす運動ではありません。
つまり、体幹トレーニングでは体脂肪を落とすことはできないんです。
本気でお腹をへこませたいあなたは「下半身中心の筋トレ」か「有酸素運動」のどちらかを入れるようにしましょう。
②フォームが正しくない
自己流でトレーニングしている人にありがちな間違いです。
間違ったフォームでは鍛えたい筋肉を鍛えることはできません。
これは前回お話しした「意識性の原則」に当てはまります。
トレーニングの効率が悪くなるので、ダイエット効果があまりでないんです。
また、怪我をする可能性も高くなるので正しいトレーニングフォームで運動することが大切となります。
本気でダイエットしたいあなたは「パーソナルトレーナー」か「トレーニング上級者」にフォームをチェックしてもらうようにしましょう。
③重さの設定を間違えている
「筋トレしてもいまいち筋肉痛が残らない」と感じている方にありがちな間違いです。
効いてない重さでトレーニングしても筋肉は強くなりません。
ダイエットに必要な筋トレの回数は「10回~20回×2~5セット」
この回数でできる重さでトレーニングするようにしましょう。
※最後のセットでぎりぎりできる重さで設定すると効果的です。
例)5㎏のダンベルでスクワット 3セット目で10回ぎりぎりできる
本気で筋肉を鍛えたいあなたは「トレーニングの内容」を見直しましょう!
いかがだったでしょうか?
手順を間違えるとおいしい料理ができないように、筋トレも方法を間違えると効果はあまり出ません。
「たかが筋トレ、されど筋トレ」
この言葉を胸に刻んでジムトレーニングに励んでみてください。