顎に手を当てる女性 

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

久しぶりにメンタルの話をします。
皆さんにとって『やる気』とは何でしょうか?

インターネットで検索すると

やる気・・・進んで物事を行おう(なしとげよう)とする気持ち、欲求などを意味する表現

と出てきますが、ダイエットに関しては

「やる気がでない」
「やる気が続かない」

など、どちらかというとネガティブな使われ方をしている印象です。

いわずもがな、ダイエット成功の可否は『やる気』次第。
運動も食事の見直しも、続けなければ成果が出ることはありません。

しかし、『やる気』の出し方や続け方はわからないし、そもそも『やる気』とは何か?
ということも気になるところだと思います。

そこで、この記事では

『やる気』とは何か?
やる気を出す(続ける)には何が必要なのか

というテーマを2回にわたってお送りします。

「ちょっと今日は運動する気がしないな」という方は、一休みしてこちらの記事をお読みください。

 

やる気を引き出す2つの要素

スーツ姿の男性と女性

普段私たちが使っている『やる気』という言葉は、モチベーションと言い換えることができます。
そして、モチベーションは学問的な面からみると2つの要素から成り立っています。

一つは【動因】、もうひとつは【誘因】です。

【動因】とは人が持つ欲求や願望。
一方、【誘因】は動因を叶える方法や手段です。

動因と誘因が合致したときに人は行動を起こしますが、これをモチベーションが発生する(モチベートされる)と言います。

わかりやすく具体例を出しましょう。

例えば、今のあなたは「彼氏が欲しい」という欲求(動因)を抱えているとします。
そして今、勤めている企業にタイプの男性が中途採用で入社してきました。

その時、あなたはどのような行動を起こすでしょうか?

声をかける
ランチに誘う(ちょっと積極的!?)
教育係を買って出る(これも積極的!?)

など、その男性とコンタクトを取る行動を起こすはずです。

この場合、「彼氏が欲しい」という動因に対し、「タイプの男性」という誘因が提示されたので、「コンタクトを取る」という行動を起こしたのです。

このように動因と誘因が合わさった時に人は行動を起こします。

 

できる見込みでやる気は上下する

ウェストを計る女性

モチベーションについてはもう一つの考え方があります。
それは【期待理論】と呼ばれる考え方です。

これは、モチベーション=成果の魅力×得られる可能性という式から成り立ち、それぞれの言葉は

成果の魅力・・・お腹周りの浮き輪を落としたい、いつまでも自分の足で歩きたい、病気に強い身体になりたいなど、人が手に入れたい・叶えたい・なりたいこと。つまり動因。

得られる可能性・・・成果の魅力を叶えられる可能性、できる見込み感のこと。

という意味を持ちます。

こちらも具体例で考えてみましょう。

Aさんの動因は「お腹周りの浮き輪を落として、へそ出しファッションを楽しみたい」だったとします。

その成果の魅力は10ですが、担当トレーナーから「Aさんの動因を叶えるには週3回の筋トレと週3回のランニングが必要です」と誘因を提示され、得られる可能性は2でした。

つまり、その積は

10(成果の魅力)×2(得られる可能性)=20

と決して高くない数字で、Aさんはモチベートされないかもしれません。

しかし、別のトレーナーから「私だったら、週1回の筋トレでAさんの動因を叶えられます」と誘因を提示され、得られる可能性が9になれば、

10(成果の魅力)×9(得られる可能性)=90

となり、Aさんが行動を始める可能性は高くなります。

 

ダイエットのやる気を高める公式は「なりたいカラダ×できそうな方法」

ダイエットのやる気=なりたいカラダ×できそうな方法

『やる気』の源であるモチベーションが発生するのは【動因と誘因】が合致した時
そして行動を起こす可能性は、モチベーション=成果の魅力×得られる可能性の積で表すことができました。

つまり、ダイエットのやる気を出すには

なりたいカラダ(動因)×できそうな方法(誘因)

という公式が成り立ちます。

皆さんがどんな願望を持っているのか?
できそうな方法を選べているか?

を適切に合わせることで、やる気を引き出すことができるのです。

「ここしばらくダイエットのやる気がでない・・・」と感じた時は、一度自分の動因を思い出し、その誘因が適切であるか見直しましょう。

次回の記事では、やる気を続けるための考え方・姿勢を紹介します。

 

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