バランスボールの上に足を乗せる女性と男性

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

前回の記事では

①『やる気』とは何か?
②『やる気を出す』(続ける)には何が必要なのか

を紹介しました。

動因と誘因が合致した時にやる気が出て、その行動を起こす可能性は『成果の魅力×得られる可能性』で表すことができました。

つまり、ダイエットでやる気を出すには

なりたいカラダ(動因)×できそうな方法(誘因)

という公式が成り立ちます。

皆さんがどんな願望を持っているのか?
できそうな方法を選べているか?

を適切に合わせることで、やる気を引き出すことができるのです。

では、そのようにやる気を引き出すことができても、行動が続かないのはなぜでしょうか?
この記事では、パーソナルトレーニングで一番相談を受ける『やる気が続かない』への対処法を紹介します。

 

そもそも『やる気』は続かない

ベンチでくつろぐ女性

そもそも人間は1つのことを長く続けることができません。

「やってみる」 → 「さぼる」 → 「またやってみる」 → 「さぼる」

というサイクルを繰り返しています。

これを「逆戻りの原則」といい、一般の方もアスリートも誰もがこの原則に当てはまります。

「3日坊主」はネガティブな意味に捉えられがちですが、1年続けたら実は120日運動したことになるので、さぼることは肯定的に捉えた方が良いでしょう。

120日も運動していたらしめたもの。
体は確実に変わりお腹は引き締まっていますよ👍

もし、「今日さぼってしまったなぁ」と感じたら、その日は思い切って休むと良いでしょう。
また明日からやる気スイッチを出せば、まったく問題ありません。

何故なら人間は「さぼる」生き物だからです。

 

さぼっても大丈夫なスケジュールを作る

「SCHEDULE」の文字入りの手帳

とはいえ運動しない期間が長すぎると体型に変化は表れません。
そこでさぼっても大丈夫なスケジュールを作ります

例えば、「筋トレは水曜」というルールを

→ 「筋トレは火曜か水曜か金曜」

というように余裕があるスケジュールに変更します。

この方法だとサボっても罪悪感は残りません。
火曜にサボっても、水曜か金曜にトレーニングすればよいのです。

実際トレーニングがなかなか続かなかった方も、上記のように変更してから運動を続けられるようになりました。

できるだけ余裕をもった計画にすると焦りや罪悪感が減らせますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

モチベーションを維持する考え方

「MOTIVATION」の文字入りの看板と空

最後は理論的な部分からやる気の維持の仕方を考えてみます。

学問的にモチベーションのことを「動機付け」と言いますが、動機付けには2種類あることがわかっています。

一つは【内発的動機付け】、もう一つは【外発的動機付け】です。

【内発的動機付け】とは、内面に沸き起こった興味・関心や意欲によって行動が起きている状態。
一方の【外発的動機付け】とは、評価・賞罰・強制などの人為的な刺激によって行動が起きている状態です。

ダイエットの場合

【内発的動機付け】・・・運動することが楽しい、ランニングをするとスッキリする、身体のことを勉強するのが楽しい
【外発的動機付け】・・・○○㎏痩せたらスイーツを好きなだけ食べる、ダイエットのために週3回走る(というルール)

などが挙げられます。

一般的には【内発的動機付け】の方がモチベーションは維持しやすいといわれています。
例えば、寝食を忘れて本を読んだり、友人と遊んだり、といった経験がある人は多いのではないでしょうか?

ダイエットである程度結果が出ると「筋トレの後の達成感が好き」「何を食べるか考えるのが楽しい」など、行動そのものを楽しめるようになります。

中には「マラソンを完走したい」「富士山を登りたい」など動因が変わった方も。

一方、「体重が〇kgになるまで甘いもの禁止」など、罰や報酬を自分に与える【外発的動機付け】では長続きしません。
始めるきっかけは大丈夫ですが、本当に成果を出すなら【内発的動機付け】で続けたいところです。

しかし、最初からダイエットそのものを楽しむのは困難なこと💦
そこで私からのアドバイスです。

まず、好きな運動やスポーツから始めるのはどうでしょうか?

筋トレやランニングに限りません。
身体を動かすことそのものがダイエットに繋がります。

見ることが好きなスポーツに挑戦してみるのも良いですし、ヨガやストレッチなど取り組みやすいものから始めるのも一つの方法です。
慣れてきてから運動の時間を増やしたり、強度が高い内容に変えると身体も変わります。

体が変わると運動を続けたくなり、今見ている景色が変わりますよ✋

 

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どんなに簡単な計算式も公式を知らなければ解くことはできません。

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