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40代の女性から受ける相談で、『ダイエット』と同じくらい多いのは『痛み』の相談です。

たくさん歩いた日や運動した後に「膝や足首が痛くなった」というお話をよく聞きます。

 

このブログを読んでいる方でも、「運動した後に体が痛くなった」という経験がある人は多いのではないでしょうか?

実は「体を動かしたら痛くなる」現象は、比較的簡単に抑えられます。

 

そこで今回は自宅でできる体のケア『アイシング』の方法をお伝えします。

 

この記事は

 

歩いていると『膝が痛い』

買い物の時に『肩が痛い』

1日動いてとにかく疲れた

 

という方におすすめです。

 

 

ジムで走ったら膝が痛くなった

ランニングマシンを走る男性の足

 

”ダイエットのためにフィットネスクラブに入会したAさん。

さっそくランニングマシンで走り始めたところ、10分ほどしたら膝が痛くなってきました。

痛みがだんだん強くなってきたため、その日は自宅に戻り様子を見ることに。

翌日に痛みは引きましたが念のため病院へ。

しかし骨や関節に異常はなく、湿布だけ出されて診察は終わってしまいました。

「また膝が痛くなったらどうしよう・・・」と考えたAさん。

ジムでトレーニングを続けることが少し怖くなってしまいました。”

 

このお話自体はフィクションですが、フィットネスクラブでこのようなお話はよくありますし、最後にはパーソナルトレーナーに相談がきます。

病院で原因がわからないから、姿勢や体の使い方など筋肉に問題があるのではないか?と考える方が多いようです。

 

 

体を動かしたら痛くなるのはなぜ?

足の骨格と赤く塗られた膝関節

 

運動して痛みが出るのは「炎症」が原因です。

炎症とは「体の中の火事」のようなもので、いつもより長くトレーニングしたり、きつい運動をした時に起きます。

 

特にランニングのように同じ動きを繰り返す動作では、膝関節や周りの筋肉に同じ負荷がかかり続けるので、激しい炎症が起きやすくなります。

 

炎症がひどくなると痛みを感じ、腫れてくることもあるので、一刻も早く抑えた方がいいのは間違いありません。

では炎症を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

炎症対策は家庭用の氷

炎症対策におすすめしたいのは『アイシング』です。

『アイシング』とはその名の通り、患部を氷で冷やすこと。

患部を氷で冷やすと炎症が早く治まります

 

やり方は簡単。

家庭用の氷をビニール袋に入れ、そのまま患部に当てるだけ。

こうすると炎症を抑えることができます。

 

膝のアイシング方法(動画)

 

 

①氷を袋に詰めて患部に当てる(動画の場合は膝)

②ラップで袋を体に固定させる

③20分安静にする

 

※冷たすぎる場合は袋に少し水を入れます。

20分以上行う場合は2時間空けること。

 

 

運動すると体が痛くなる人にはアイシングがおすすめです

緑の中を走るスポーツウェア姿の女性

 

年齢と共に筋肉が落ちてしまうのはご存知だと思いますが、体の回復力も下がります。

トレーニングをした後に体が痛くなったり、なかなか疲れが取れないのは回復力が下がっているからです。

 

筋肉はトレーニングを続けることで増やすことができますが、残念ながら回復力は上げられません。

つまり歳を重ねれば重ねるほど、早く体を回復させる努力が必要になります。

 

今回紹介したアイシングはそのうちの一つで、運動すると体が痛くなる人におすすめです。

もし運動した後に関節や筋肉の痛みが出るようであれば、アイシングを試してください。

今よりも痛みが楽になってくるはずです。