【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
2020年が始まりました。
「東京オリンピック・パラリンピック」が控えている今年、アスリートはもちろん選手を指導しているコーチやフィジカルトレーナーは大忙しです。
すでに1日から夏に向けて動いている指導者の方もいらっしゃいます。
今まで以上に運動指導者の姿をメディアで見ることが今年は多くなりそうですね。
そして、ダイエット専門トレーナーの私にとっても2020年は大事な年になります。
アスリートを指導していない私がどうしてそう思っているのか?
2020年の私の抱負に少しお付き合いください。
スポーツを『見る』と『する』は別物
パーソナルトレーニングを受けているお客様の中には、スポーツ観戦が趣味の方がいます。
「箱根駅伝」や「サッカーワールドカップ」、大きなスポーツイベントは欠かさず見られているようです。
しかし、いざ自分が運動すると別のようで「この運動は嫌い」「やりたくないです」というお話をよくされます。
"見る"と"する"は別物
これが一般の方の感覚なのでしょう。
ちなみに私はプライベートでスポーツを見ることがほとんどありません。
仕事として「スポーツ」「トレーニング」はしますが、家では仕事と関係ないことに時間を割いています。
私の中でも「"見る"と"する"のは別物」という感覚があるようです。
運動が必要な人は"運動が好き”ではない
これは私の経験からお話ししますが、「健康のために運動が必要な人」は基本的に"体を動かすことが好き"ではありません。
"好きではない"というより、アレルギーに近いものがあります。
「ダンベルを見るのもいや」
「走ることは絶対したくない」
健康のために"仕方なく"運動している方が多いのが現実です
一方のアスリートは子どもの時から体を動かしていて、運動することに抵抗はありません。
結果を出すことにフォーカスしています。
アスリートと一般の方では「運動」に対する価値観・見方が違うのです。
オリンピックが成功しても運動する人は増えない
東京オリンピックが成功しても日本で運動する人は増えないでしょう。
スポーツを『見る』と『する』は別物
運動が必要な人は"運動が好き”ではない
ということを考えると、「アスリートにとってのスポーツ」と「一般の方にとっての運動」は、大きくかけ離れています。
ですが、本来スポーツは「見る」だけでなく「参加する」ものです。
一般の方が積極的に運動を始めることで、「健康寿命」が伸び「医療費削減」や「スポーツ産業の活性化」という社会的な成功を収めます。
しかし残念ながらその動きは活発であるようには見えません。
もし、このままアスリートの活躍だけに注目が集まると「"運動が嫌い"な人」との距離ができると思うのは私だけでしょうか?
オリンピックがある今だからこそ、あえて「フィジカルもメンタルも強くない」人たちに目を向ける必要があると思います。
パーソナルトレーニングはおろか、フィットネスクラブに行くのも勇気が必要な人がいることをどうか知ってほしいです。
2020年も"運動が嫌い"な人を応援します
2020年の私は「"運動が嫌い"な人」と「運動」との距離を縮めていくための活動をしていきます。
HPやSNSを通じて運動を始めたくなる情報を発信していきますので、ぜひ今年の活動に注目してください。
今年は書籍の執筆も再開する予定です。
※追伸
このような文章を書くと、東京オリンピックに反対しているように見えるかもしれません。
ですが、もちろんアスリートの皆さんの活躍は今から楽しみにしています😉
今回はあえて「運動が嫌いな人」専門パーソナルトレーナーの立場から文章を書きました。
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