ノートPCの横にボードとペンが置いてある

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
 

テレワークの推奨が始まってはや1か月。

このブログの読者にも在宅でお仕事を始めた方がいらっしゃると思いますが、パーソナルトレーナーの私も家にいる時間が多くなりました。
環境が急に変わるととてもストレスを感じますね。

この1か月慣れない状況でお仕事を続けた方、本当にお疲れさまでした。
少しでも早くこの状況が良くなるように一緒に頑張っていきましょう。

さて、ここから本題に入ります。
テレワークに対して「仕事の効率が良くなった」という好意的な声も聴かれますが、健康面でいえばデメリットの方が多いです。

皆さんはこの1か月で体重が増えませんでしたか?
テレワークだと移動時間がなくなるので確実に歩く時間が減ります

あるラジオ番組の女性パーソナリティは「この1か月で体重が3㎏増えてしまった」というお話をされていました。
往復30分の通勤でも1000~3000歩ほどは歩いているので、それがなくなると体重が増えるのは当然のことです。

体重が増えることの問題は、膝に負担がかかること。

特に「変形性膝関節症」という膝に痛みが生じる疾患は、運動不足や体重の増加が原因です。
日本国内に3000万人いるといわれており、実にその7割は65歳以上の女性です。

運動不足→体重の増加→膝の変形

このようにテレワークを続けることは、日常生活の質を落としてしまう原因になりかねません。
そうならないためにもお部屋の中で筋トレを始めましょう!

この記事は

・テレワークを一か月以上続けている方
・外出を自粛して体重が増えてしまった方

におすすめです。

 

テレワーク中は”もも”を鍛えて膝の変形を予防しよう

 
 
膝の変形を予防するポイントは、ももの筋肉「大腿四頭筋」「大腿二頭筋」を鍛えることです。


この2つの筋肉は骨盤から膝周りにかけてつくことで、膝関節のブレを防ぐサポーターの役割をしています。

しかし、筋力が落ちてサポート機能が弱くなると膝の負担が増え、次第に膝の軟骨がすり減ってきます。

すり減った軟骨は炎症を引き起こし、関節液を過剰に分泌。
関節液の中には痛みを引き起こす成分が含まれているため、分泌量が増えると痛みを感じるようになります。

膝関節は一度変形してしまうと、元に戻すことができません。
予防のためには”もも”の筋肉を鍛えることが必要です。

しかし、テレワーク中はあまり外出ができないのでお部屋の中でトレーニングする必要があります。

 

椅子を使ってももの前(大腿四頭筋)を鍛える

①椅子に座り、座面をつかむ
②座面をつかみながら膝を伸ばす
③膝を伸ばしたらももを上に持ち上げる

10回×3セットを週1回
10回できたら11回、12回と徐々に増やし20回できるまでトレーニングを続けてください。

 

うつ伏せでももの裏側(大腿二頭筋)を鍛える

①うつ伏せになり、両手で作った枕にあごをのせる
②右足に左足をかける
③右足に力を入れながら左膝を曲げ伸ばしする

左右を入れ替えて10回×3セットを週1回
10回できたら11回、12回と徐々に増やし20回できるまでトレーニングを続けてください。 

 

膝が悪い人も相談可能です

右脚を一歩前に踏み出す女性とその女性の膝を抑える男性

アサーティブフィットネスでは膝が悪い人の相談も承っております。

「膝の痛みを楽にして好きだった登山を再開したい」
「少しでもダイエットして膝の負担を減らしたい」
「自分でトレーニングをしているが効果を感じられない」

という方は、ぜひご相談ください。

運動が嫌いな人でもできるダイエットを一緒に始めていきましょう

 
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