トレーニングをする男女とスマートフォン

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

総務省が発表した「平成29年版 情報通信白書」によると、約7割の世帯がスマートフォンを保有しているようです。

タブレット型端末やオンラインに対応したゲーム機などの普及が進んでいる一方、スマートフォンと反比例して固定電話の台数は減少していました。

ネット社会がこの10年でさらに普及したことがよく分かります。
ここからコミュニケーションの手段が徐々に変わっていく、そんな予感がしています。

スマートフォンがここまで普及したのは、固定電話とパソコンの機能を併せ持つ利便性でしょう。
各種アプリやSNSの普及も関係していると思います。

ジムで指導をしていると、スマートフォンを見ながら運動している方をよく見かけるようになりました。

最近はトレーニング専用のアプリも充実しているので、動画を見ながらフォームをチェックするすることがトレンドなのかもしれません。

しかし一部の人は別の理由でスマートフォンを使用しているようです。
何のためにジムでスマートフォンを使用しているのでしょうか?

 

SNS・メールがカラダづくりの障害に

ジムで「ながらスマホ」をする男性

トレーニング以外の目的でスマートフォンを使用するのは、「メール・ニュース・SNSのチェック」のためではないでしょうか。

動画を見るのにかかる時間は1~2分ほど。
それより長い時間スマートフォンを見ているとその可能性は高いと思います(中には長い動画もあるかもしれませんが)。

確かにランニングマシーンや筋力トレーニングは単調な動作の繰り返しなので飽きてしまいますよね。
メールが届いたり、SNSの通知がくるとそちらに目移りしてしまうのは仕方ないと思います。

しかし、とくにSNSはそのサービスに依存するよう設計されているので注意が必要です。

気になる投稿を見つける → 「続きをよむ」をタップ → 投稿を読む → コメントを読む → 関連投稿が表示される → 投稿を読む  

以上を繰り返しているとあっという間に時間が経過します。

筋力トレーニング1セットあたりの休憩時間は1~2分が効果的と言われていますので、SNSはカラダづくりの障害となっているかもしれません。

実際にケント州立大学の調査では有酸素運動中に携帯電話でメールを送信したり、会話をすることで運動強度が下がることがわかりました。

ジムでのスマートフォン利用はトレーニングの集中を削ぐ原因といえます。

日常よりも強い負荷を与えなければ身体は強くなりません。
これは『過負荷の原則』といい、数学の計算式と同じくらい大切なルールです。

せっかくジムに来たのならば身体を変えることをしたいですよね。

 

利用者間のトラブルに注意

口喧嘩をする男女

トレーニングがブームになるにつれて、最近は利用者間のトラブルが増えたと聞いています。

私が以前通っていたジムでも様々なトラブルを見ましたが、多かったのはトレーニング機器の利用時間に関することでした。

私営・公共のジムともに利用上のルールがありますが、

例)
〇備品の所定の位置からの移動や休憩中のマシンの占有はご遠慮ください。
〇混雑状況により、人数制限及びマシンの使用に時間制限を設けることがあります。
〇マシンに座りながらの休憩、会話、占有はおやめください。
〇1分以上休憩を取られる方は、一旦マシンから離れて休憩してください。

このようにほとんどの施設で休憩やマシンの利用時間が決まっています。

私が記憶しているのは都内の24時間ジムに行った時のこと。
夜間に若い男性と女性が口論をしていましたが、その原因はやはりスマートフォンでした。

男性が『ながらスマホ』をしながらトレーニングしていたところ、利用時間が長いことを女性から指摘したようです。

スマートフォンを触っている時間が長いと周囲の人に迷惑をかけているかもしれません。
そう考えると動画を見ながらトレーニングすることも控えた方が良い気がします。

では、ジムにいる時にこのような携帯機器はどのように利用すべきでしょうか?

 

スマートフォンは『音楽プレーヤー』として利用しよう

ヘッドホンをつけて音楽を聴く女性トレーニー

ジムでのスマートフォン利用は

カラダづくりの障害になる
利用者間でのトラブルに繋がる

可能性があることがわかりました。
どちらも「画面を見ながら作業をしている」ことが原因の一つです

そこで私が提案したいのはスマートフォンを『音楽プレーヤー』として利用すること。

これならトレーニングへの集中力が切れてしまったり、休憩時間が長くなりすぎてしまうことはありません。
しいて言うなら曲を止めたり、ボリュームを調整する時に操作が必要なくらいでしょうか。

しかし長時間画面を見ることはないのでそれほど影響はなさそうです。

そして音楽はトレーニングに良い影響を与えます。

シェフィールド・ハーラム大学の研究によると、音楽を聴かずに漕ぐよりも聴きながら自転車を漕いだ方が酸素の消費が7%少ないことがわかりました。
自分の動きを音楽に合わせることでペースを一定に保つことができ、無駄なエネルギーを使わずに済むと考えられます。

また筋力トレーニングのような短時間の運動では、テンポの速い曲を聴いた方が記録が伸びたという報告もあります。
運動にはリズムや楽しさも重要ということですね😉

一つだけ注意点として音楽は人の声や環境音を遮断してしまう可能性があります。
それが原因で怪我や事故に繋がることもあるので,音楽を聴きながら運動する時は周囲への配慮も行うようにしましょう.

 

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