スマホを耳に当てる子ども

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

総務省が発表した「令和6年版 情報通信白書」によると、約9割の世帯がスマートフォンを保有していることが分かりました。

iPhoneが米国で発売されたのは2007年。
この16年で爆発的に普及したことがわかります。

数字を見ていて面白かったのがパソコンの項目です。
携帯電話の普及に比例して固定電話がある世帯は減っていますが、同様にパソコンの台数も減少しています。

音声通話だけでなくブラウジングやSNSなど、固定電話とパソコンの機能を併せ持つスマートフォンの利便性が人気なのでしょう。
各種アプリの普及も関係していると思います。

ジムで指導をしていた時は、スマートフォンを見ながら運動している方をよく見かけました。

専用のアプリを操作しながらトレーニングされている方もいるようですが、そうでない方もいるようです。
動画を見たり、SNSで新しい話題をチェックしたり。

しかしジムにいる間はトレーニングに役立つツールとして使用したいもの。

この記事ではジムにおける携帯機器の使い方を考えたいと思います。

 

『ながらスマホ』はトレーニング効果が落ちる

ジムで「ながらスマホ」をする男性

最初からネガティブな話題になってしまいますが、筋力トレーニング中にSNSをチェックすることはあまりお勧めできません。

というのはSNSを運営しているのは営利企業なので、あらゆる方法で私たちがそのサービスに依存するように設計されているからです。

終わりのないスクロールやパーソナライズされた広告など、情報量が多いことがSNSの特徴です。
サービスを利用している側としては気が散ってしまい、セット間の休憩時間が長くなります。

筋トレ1セットあたりの休憩時間は1~3分が効果的と言われていますが、スマートフォンを見ている人の休憩時間は明らかに長い・・・・
3分、5分、下手したら10分近く休憩しているのでは。

また、携帯電話を使うこと自体がトレーニングへの集中を削いでいるかもしれません。

ケント州立大学の大学生を対象に行われた調査では、トレッドミルやフィットネスバイクのような有酸素運動中に携帯電話でメールを送信したり、会話をすることで運動強度が下がることがわかりました。

トレーニングには『過負荷の原則』というルールがあります。
これは「日常よりも強い負荷を与えなければ身体は強くならない」という、科学的根拠にもとづく考え方です。

有酸素運動中にスマートフォンを触っていると、身体に強い負荷を与えることができていないかもしれません。

確かにランニングマシーンや筋力トレーニングは単調な動作の繰り返しなので飽きてしまいますよね。
メールが届いたり、SNSの通知がくるとそちらに目移りしてしまうのは仕方ないと思います。

アプリなど役立つ機能もありますが、トレーニング効果や他の利用者のことも考えるとジムでの『ながらスマホ』は控えた方が良いでしょう。

 

スマホではなく『スマートウォッチ』を利用しよう

スマートウォッチを操作する女性

スマートフォンは便利である一方、多機能すぎるためにトレーニング効率を下げてしまうことが分かりました。
では、トレーニングに役立つ携帯機器にはどんなものがあるのでしょうか?

私がおススメしたいのは『スマートウオッチ』です。

『スマートウォッチ』は、歩数・消費カロリー・移動距離など運動データを計測できる多機能型の腕時計のこと。
スマートフォンほど機能は充実していませんが、健康管理・ヘルスケア機能が備わっていることが特徴です。

手首センサーで心拍数や皮膚温、血中酸素レベルを測定でき、心臓の健康状態や睡眠の質を確認できます。

心拍数が測定できれば、目的に合わせてトレーニングの強度を調節できます。
スタミナ強化が目的でも、健康維持が目的でも時計が示す数字に合わせて運動のレベルを変えれば良いわけです。

また、睡眠の質を確認できれば日常生活の見直しに繋がります。

GPS機能やトレーニングメニューの作成など、ジムで運動しない人にも嬉しい機能が充実しています。
『スマートウォッチ』は健康数値が気になる中高年の味方といえるでしょう。

 

トレーニングにスマホはいらない

仰向けで腹筋運動する女性

結論からお話しするとトレーニング中にスマートフォンは必要ありません。

カラダを強くすることとメールやSNSをチェックするのは別の作業です。

ジムでしかできないことはジムで。
ジム以外でできることは外で行うようにしましょう。

今回はジムにおける携帯機器の選択・使い方を考えましたが、一番必要なのは「どう鍛えれば目標のカラダに近づくか?」という考え方です。

トレーニングで携帯機器を使う場合は「カラダづくり」に必要かどうかで選択するようにしてください。

 

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