西荻窪、千歳烏山の『お腹瘦せダイエット』専門トレーナー小森祐史です。
40代以上の方に多いのですが、腹筋運動(いわゆる上体起こし)からトレーニングを始める人をジムでよく見ます。
先日見た方は10、20、30・・・50と回数をひたすらこなしていました。
その光景を見るともったいないなあといつも感じてしまいます。
というのは、腹筋運動でお腹はへこまないし、40代のダイエットにはほとんど必要ないからです。
先日、久しぶりにお会いした方が「ダイエットのために腹筋運動をしている」と仰っていたので
腹筋運動では痩せないことを伝えたら、とても落ち込んでいました。
では、40代のダイエットになぜ腹筋運動は必要ないのか?
その理由を説明しましょう。
腹筋運動でお腹はへこまない
最初にお伝えした通り、腹筋運動でお腹はへこみません。
お腹についた内臓脂肪を燃やすには運動でエネルギーを消費する必要があります。
エネルギーを消費するには体の中で大きい筋肉を動かす方法がベスト。
腹筋は体の中で小さな筋肉です。
沢山鍛えても内臓脂肪を燃やすほどエネルギーを消費することはありません。
つまり、無理に腹筋運動をする必要はありません。
時間があれば行うくらいでいいでしょう。
一方で下半身の筋肉は体の7割を占めます。
お腹周りを落としたい場合はまず、足腰を鍛えるようにしましょう。
私のおすすめはランニングやスクワット、踏み台昇降です。
腹筋がうまくできない
さあ、今日からダイエットのために腹筋運動を始めよう。
購入したマットの上でさっそく腹筋を始めたところ問題が。
体を起こそうとしてもお腹の脂肪が邪魔で体が起きない。
結局その日はやめて別の日に腹筋をしたが、効果も出てこないしそのうち運動そのものをやめてしまった。
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という経験はありませんか?
お腹の出ている人が腹筋を鍛えるのは難しいです。
というのは脂肪が邪魔で体が起きないから。
仰向けで体が起きなければ、腹筋は鍛えられません。
腹筋ができないから運動をやめてしまった人は多いのではないでしょうか。
また、1の理由の通りお腹まわりを落としたい場合、腹筋は行う必要がありません。
腰を痛めやすい
お腹が出ている人は内臓脂肪を支えるために骨盤がやや前傾しています。
骨盤が前傾すると腰が反ります。
腰が反ったまま腹筋運動をすると体が丸まらず腰を痛めやすくなります。
もし腹筋運動をするのであれば、スクワットやランニング、食事の見直しをして内臓脂肪を落としてからにしましょう。
結論
・腹筋運動でお腹はへこまない
・腹筋がうまくできない
・腰を痛めやすい
以上の理由から、ダイエット目的で腹筋することはおすすめできません。
食事の見直し、腰から下(下半身)を動かす運動を始めて、あなたの理想体型を目指すようにしてください。
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