西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門トレーナー 小森祐史です。

 

ストレスコーピングは大きく分けて

ストレスから逃げる」方法と「ストレスと向き合う」方法に分かれます。

 

前回までお伝えしたのは「ストレスから逃げる」方法。

 

どちらもストレス解消に効果があることは変わりません。

ただし、「ストレスから逃げる」方法は根本的な改善にならないこともあります。

 

そこで、今回からは「ストレスと向き合う」方法を皆さんにお伝えします。

 

ストレッサーの見方を変えたり、家族や社会の支援をもらいながらストレッサーに立ち向かうことで、日常のストレスを減らすことができます

 

もし、周りに自分の話を聞いてくれたり、支援してくれる人がいたら相談してみましょう。

心も体もずっと軽くなるはずです。

 

※過去の体験やパーソナルトレーニングでお聞きした話を元に構成しています。

 

 

ストレスの見方を変える

 

 

理学療法士のEさんは奥さんの行動にいらいらしている毎日。

 

先月は自動車で自損事故を起こし、昨日は家の鍵をなくして壁を登って裏口から入ろうとしていました。

 

近所迷惑でドジな妻、というのがEさんの奥さんに対する印象です。

 

こんなことになるなら結婚しなければ良かった・・・

Eさんはおもわず先輩の前で愚痴ってしまいました。

 

心配になった先輩はEさんの話を聞き、ある本を渡します。

それはカウンセリングの本でした。

 

一回だけ読むつもりが、夢中になって読むように。

自分と同じことで悩んでいる人の話があったからです。

 

何度か本を読んでいるうちにEさんはあることに気づきます。

自動車で事故を起こした時も、鍵をなくした時も彼女が買い物に行った時だった。

 

「そういえば、遅く帰る時もご飯を作って待っていたもんな・・・」

 

そう思い直したEさんは奥様に対する接し方を変え、仕事中にいらいらすることはなくなりました。

 

愚痴ることがなくなったEさんを見て、先輩もほっとしたことでしょう。

 

 

家族の支援をもらってストレスに立ち向かう

 

 

Fさんは都内の高校に通う18歳。

高校では強豪の剣道部に入部しています。

 

大学に入ったら経営の勉強をしたいと思っていますが、高校の厳しい部活と受験勉強。

どちらも両立することはFさんにとって大きなストレスでした。

 

そこでFさん、家族に支援してもらってこのストレスを乗り越えることに。

 

お父さんは数学の高校教師。

わからない問題はお父さんに聞いて、夜遅くまで猛勉強。

 

夜遅くまで勉強しているのでぎりぎりまで眠りたい。

受験までの半年間、学校まではお母さんに車で送ってもらうことにしました。

 

その後、家族の支援に支えられてFさんは無事に第1志望に合格。

大学生になったら、家族に恩返しすることを決めています。

 

 

ストレスと向き合うことがダイエット成功の秘訣

 

 

パーソナルトレーニングではお客様のダイエット支援をしています。

 

食事日記をつけていただくようお願いをしていますが、やはり最初はストレスに感じる方もいます。

確かに日記をつけることも、食事内容を見られることもかなりのストレスですね。

 

ですが、食事の見直しをして体型がかわってくると日記をつけることが楽しくなってきます。

つまり、ストレッサーの見方が変わったということです。

 

ダイエットのストレスが減るように私がサポートしながら、という条件はつきますが。

 

ダイエットというストレスの見方を変え、成功までサポートすることがパーソナルトレーニングでは可能なのです。