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運動が続かない理由③イベント化

 
東京マラソンの様子
 
3つ目の理由は「イベント化」です。
 
2年後に開催が迫った東京オリンピック。
スポーツ団体や関係者の方はオリンピックを起爆剤にして、運動人口を増やしたいと思っているかもしれません。
 
しかし残念ながら、東京オリンピック後に運動を始める人は増えないでしょう。
 
オリンピックはあくまで一時的なイベントです。
 
オリンピック前の今は一般の人が参加するスポーツイベントは開かれていますが、
オリンピックが終了してから1年、2年と経つにつれてイベントは開かれなくなります。
 
一時的なものは継続性がないので、時間が経つと忘れられてしまいます。
イベントが減れば、比例して運動に参加する人も減ります。
 
 

運動が続かない理由④アスリートと一般の人は違う

 
黒人アスリートの腹筋
 
「オリンピックで活躍した選手に感動したから私も運動しよう」
 
何か感動する体験があり、運動を始めることはとても素晴らしいことですし、私も賛成です。
 
ただ、アスリートと一般の方では体を鍛えることの目的が違います。
 
アスリートは「メダルを取るため)。
一般の人は「健康のため」(ダイエットのため」「一生自分の足で歩くため」など、たくさん目的がありますから、しっかり考えないと運動は続きません。
 
運動が続かないと結果が出ないので、ますます体を動かすことから遠ざかってしまいます。
 
何のために運動をするのか?
運動を続けることがなぜ大切なのか?
 
普段から正しい情報を発信する社会が必要だと私は思います。
 
 

パーソナルトレーナーの社会的な役割

 
女性にトレーニング指導する男性トレーナー
 
「運動を続けることの大切さ」を伝えるのはパーソナルトレーナーの役目です。
 
トレーニング指導
HPやブログでの情報発信
書籍の出版
セミナー、講演会
 
トレーナーは様々な形で「正しい運動」を皆さんに伝えています。
 
また、トレーニング指導を通して、
 
「アスリートに結果を出させる」
「病気に強い体を作る」
「日常生活に不便しない体を作る」
 
という形で社会と関わっています。
 
運動指導を通して、社会の健康に寄与する
それが、パーソナルトレーナーの役割と私は考えています。
 
 

パーソナルトレーナーが必要ない社会を作りたい

 
「トレーニング指導」「講師の様子」「書籍表紙」の画像
 
病気になる人を減らして、パーソナルトレーナーが必要ない社会を作りたい。
 
私のトレーナーとしての大きな目標です。
 
「正しい運動」「正しい体の鍛え方」
 
これが伝われば、健康になる人が増えます。
お金、人の負担が減ることで幸せな人が増えます。
 
私が考える「パーソナルトレーナーが必要ない社会」とは
自発的に運動する人が増え、健康管理が自分でできるようになった社会」です。
 
そのために、今やるべきことは「健康でいるために何が必要なのか?」を一人一人に伝えること。
 
ただ伝えるのではなく、運動は「楽しい」と思ってもらえるように伝えます。
 
この目標を達成するまではパーソナルトレーナーとして活動を続けますので、これからもどうぞお付き合いください。
 
トレーニング指導や講師業、書籍という形で皆さんの前に現れますので。
 
 

最後に

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