【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
前回の記事では「知っていそうで知らない運動のメリット」をお伝えしました。
リズミカルな運動をすると「不調の改善」に。
腰から下を鍛えると「骨折予防」に。
このように目的によって運動方法は変わります。
「体重を落とすために息が上がるまでランニング」
「お腹を割るためにキツイ腹筋運動」
すれば目的通りに”身体が変わる”とは限らないのです。
この記事では前回に続いて「意外に知らない”運動”のメリット」を紹介します。
運動に対して腰が重いのは、過去の経験も影響しているかもしれません。
体育の授業のトラウマで運動したいと思わない
部活の人間関係でスポーツをやめてしまった
という苦い経験がある方も今回の記事をお読みください。
「運動が嫌い」な人でも”少し体を動かしたくなる”ことをお約束します。
この記事は
・姿勢の悪さが気になる
・身体の痛みに悩まされている
という方におすすめです。
猫背予防に日本特有の挨拶
『猫背』は男女問わずご相談をいただくことが多い悩みです。
専門用語では円背(えんぱい)といいますが、この姿勢になる原因は、
背中の筋肉(脊柱起立筋)
もも裏の筋肉(ハムストリングス)
体幹(腹横筋)
の筋力不足が原因です。
この3つが弱くなる理由で圧倒的に多いのが座位姿勢。
椅子の背もたれによりかかると背中の筋肉を使う必要がありません。
また下半身を動かすこともないので、もも裏の筋肉は弱くなるばかりです。
「立つ」「歩く」という動作で日常的に筋肉を使っているうちはそこまで悪化することはありませんが、デスクワークの時間が長くなると筋力は低下します。
つまり、テレワークが始まってから猫背姿勢が悪化している可能性があるのです。
見た目もそうですが、背中が丸くなると日常生活にも影響が出てきます。
猫背が進行すると呼吸がしづらくなります。
実際に姿勢が悪いと感じている方は、”呼吸の浅さ”が気になっていることも多いです。
早めに対処した方がいいのは間違いありません。
そこでおすすめしたいのが、日本特有のあいさつ『おじぎ』
※運動前に一度かかりつけのお医者様にご相談ください。
①立った姿勢で、頭の後ろで手を組む
②背筋を伸ばしたままおじぎをするように身体を倒す
③75度まで身体を倒したら、そのまま体を起こす
この運動を毎日10~20回×3セット
日本特有のあいさつで、猫背の予防を始めましょう。
膝・肩・腰の痛みにストレッチ
運動習慣がない人の中には、関節の痛みに悩まされている方もいます。
膝・肩・腰に痛みを感じると「動かさない方がいい」と思う方も多いでしょう。
しかし、実は動かさない方が身体の痛みを悪化させる場合もあります。
その原因は筋肉。
運動習慣がない人は筋肉の柔軟性が低下しています。
柔軟性が低下した筋肉は血管を圧迫し、酸素と栄養の供給を邪魔します。
すると体はSOS信号を出しますが、この信号は痛みを感じる物質です。
厄介なことに、痛みを感じると筋肉はさらに硬くなるので
痛み→硬くなる→痛み
という悪循環ができてしまうのです。
さいわい筋肉は新陳代謝が活発なので、動かすことで柔軟性を取り戻すことができます。
筋肉の柔軟性が低下している場合はストレッチを行いましょう。
「痛みがあるから動かさない」ではなく「痛みがあるから積極的に動かす」
これが正解です。
痛みの解消法はこちらで紹介しています。
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運動は一人より二人で
2020年の緊急事態宣言以降、家でも仕事ができる社会になりつつあります。
効率という面では確かに便利ですが、外出する時間が減り運動不足の方が増えたのも事実です。
では、さっそく運動を始めよう、となるかというと私は疑問です。
というのは、一人で何かを始めるのは勇気がいるからです。
特に運動が嫌いな人にとって「一人で運動を始める」というのはハードルが高すぎます。
では、運動に対して抵抗をもっている人が運動習慣を身につけるにはどうすればよいのでしょうか?
ここから先はフィジカルトレーナーとしての提案になります。
身体のことで悩みがあれば、ぜひパーソナルトレーニングを受講してみてください。
人は何かしらの悩みを持っているものですが、一人では解決できないことも多いです。
特に身体に関することは専門的な知識と経験が必要とされます。
一人で運動を始めるのはハードルが高いことですし、自己流ではなかなか変わりません。
正しい方向で運動を続けなければ身体は強くならないのです。
二人で始めた方が運動は続きますし、その分結果も出ます。
ダイエットだけに限らず、何か身体のことで不安・お悩みがあれば一度パーソナルトレーニングをご検討ください。
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