座禅を組むスウエット姿の女性

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

前回はストレスを感じやすい性格である『タイプA』について解説しました。

肥満・心臓病になりやすいストレスフルな性格とは?

タイプAの人は、時にその怒りを暴飲暴食という形でぶつけるため肥満になりやすく、さらに交感神経を刺激するホルモンが過剰分泌されるため心臓病になりやすいことがわかっています。

ストレスを感じやすい性格が健康面に及ぼす影響は決して無視できるものではありません。

そこで今回はストレスを解消し、生活習慣病を予防・改善する方法を紹介します。
医学的に効果の高いストレス解消法にはどんなものがあるのでしょうか?

 

万人に効果のあるストレス対処法『ストレスコーピング10則』

レジュメに書かれた8つの罫線とチェックマーク

世の中には様々なストレス解消法がありますが医学的に効果が認められている方法は限られています。
例えば、アロマがストレス解消に効果的かというと誰にでも効果があるわけではありません。

万人に効果のあるストレス対処法を「ストレスマネジメント」といいます。

これは個人のストレスレベルをコントロールする技術や心理療法のことで、その代表的な方法に「ストレスコーピング10則」があります。

1.ストレッサーを軽減、除去する(仕事の量を減らす)
2 .ストレッサーとの距離を変える(部署転換)
3 .ストレッサーから一時避難する(会社を休む)
4 .ストレッサーを回避する(転職)
5 .ストレッサーの心理的意味を考える(カウンセリング、人生を振り返る、物事の見方を変える)
6 .ストレッサーとの取り組みを支援してもらう(家族、友人、同僚)
7 .ストレス処理能力を高める(英会話の勉強)
8 .ストレス耐性を高める(リラクゼーションテクニック)
9 .ストレスを発散する(雑談・告白)
10. ストレスを忘れる(趣味・娯楽)

大きなストレスを抱えた時に現れる心と体への影響を減らすには、ストレスコーピングが効果的です。
その代表的なものを紹介していきます。

 

『代替療法』でストレスを忘れる

『代替療法』とは「代わりにおこなう行動」のことで、ストレスコーピング10則のうちの【10. ストレスを忘れる】にあたります。 

『代替療法』では趣味・娯楽・スポーツでストレスを解消します。

「長電話」「音楽・映画鑑賞」「サッカーをする」など、どんなことでも構いません。
ストレスの兆候が出てきた時に自分の好きなことを行います。

トレーナーの立場としては「スポーツ」をおすすめしています。
というのは、運動をすることで自律神経のバランスが良くなるからです。

体温・血圧が安定し、消化が促進されるなど軽い運動で身体に現れた不調を改善できるようになります。

また、運動することは疲労した脳をを回復させる効果があります。
業務過多状態でデスクワークを続けると脳が疲労しますので、会社勤めの方は積極的に運動すると良いでしょう。

そして、運動をする楽しさはストレスホルモンのコルチゾールを減少させます。
コルチゾールは血圧や血糖値を上昇させるホルモンですので、健康数値が気になる方は運動が対処法として適しています。

 

『リラクゼーションテクニック』でストレス耐性を高める

『リラクゼーションテクニック』はストレスコーピング10則のうちの【8 .ストレス耐性を高める】方法で、代表的なものには「自律訓練法」と「漸進的筋弛緩法」があります。

1回2分! トイレでもできるストレス解消法を紹介

「自律訓練法」とは1932年にドイツの精神科医シュルツが体系化させたリラクゼーション。
瞑想やヨガを基にしている方法で、自分自身に催眠をかけ体をリラックスさせることで自律神経の回復を目指します。

仰向け、または椅子に座った状態で目をつぶりながら7つの公式を唱えていきます。
医学的効果が広く認められており、精神科や心療内科などの医療機関で受けることができます。

1日10分! おやすみ前にできるストレス解消法を紹介

「漸進的筋弛緩法」とは1920年代に生理学者のジェイコブゾンが開発したリラクゼーション。
筋肉の緊張と弛緩を繰り返して、徐々に全身をリラックスさせていきます。

「不眠の改善」「痛みの軽減」「集中力の改善」「自己肯定感の増加」などの効果があり、トップアスリートも大事な大会の前に実践しています。

次回は上記に挙げたストレス解消法の実践について解説していきましょう。

ダイエットの前に ストレス解消法実践編①

 

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