久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。

 

ダイエット専門トレーナーなのにこのタイトルは何?
と感じられた方もいるかもしれません。

 

この記事ではタイトルの通り、過剰なダイエットはやめましょう。
ということをお伝えします。

 

ダイエットに関する情報がインターネットやTV、ラジオで毎日のように流れています。
日本人は健康や美容に高い関心を持っていると言えますが、
その一方で根拠不明の情報も多く、その情報に流されてしまうことを私は問題と考えています。

 

 

日本の栄養状態は戦後以下?

2014年の国民健康栄養調査では20代女性の平均摂取カロリーが1662キロカロリーとなっています。
一方、1946年2月の都市部の平均値は1696キロカロリー。

なんと、現在の方が戦後より栄養状態が悪いという結果が出ました。

 

また、FAO(国連食糧農業機関)の調査によると 2011年の北朝鮮の栄養状態は2100キロカロリー。
経済発展してる日本が経済制裁中の北朝鮮より栄養状態が悪いという捻じれた結果が出ています。

 

 

極端な痩せ志向は将来的に体を壊します

 

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太り過ぎはメタボの問題がありますが、痩せすぎも問題です。
特に女性の場合は妊娠、出産という人生の大事なイベントがあります。

栄養状態が悪い中で生まれた低体重(2500g以下)の子供は将来的に高血圧、糖尿病、心筋梗塞になる可能性が高いことが分かっています。
極端な痩せ志向が子供の幸せを奪ってしまうのです。

 

また、男女を問わず栄養不足は将来的にロコモティブシンドロームになる可能性を秘めています。
ロコモは骨粗しょう症や寝たきりを引き起こす本当に恐ろしい生活習慣病です。

特に穀物などの糖質、肉や魚、大豆などのたんぱく質が不足している方はロコモティブシンドロームになる可能性が高いといえるでしょう。

 

 

正しい情報を手に入れて、痩せすぎを防ぐ

正しい栄養の情報を身に着けることが痩せ過ぎを防ぐ第一歩。
新聞記事や公的機関から情報を集めることをお勧めします。

特に以下のサイトはお勧めです。

 

国立・健康栄養研究所
FOOCOM

 

現在、痩せすぎかどうかを調べるにはBMI計算をするとよいでしょう。
体重と身長の関係から肥満度を見るのが、BMIです。
BMIは以下の方法で算出できます。

 

BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)

 

BMI値は「18.5~24.9」が標準、「25以上」を肥満、「18.5未満」をやせと判断します。

 

例えば私の場合

BMI=68(㎏)÷1.7(m)÷1.7(m)=23.5

標準体重という判定になります。

 

 

自分の適正な体型とは何か考えてみましょう

 

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性格が違うように筋肉や骨の付き方には個性があり、同じ体重、体脂肪率になったときのイメージは変わります。

よく芸能人やモデルさんの体重や体脂肪率を目指されている方がいますが、その数字はご自身には合っていないかもしれません。

 

自分の体型に合った痩せ方というものがあります。
過度な自己流ダイエットで体調を崩す前に是非、自分にあった痩せ方を考えてください。