『腹筋ができないんですが大丈夫でしょうか』
初回相談でよく聞かれる質問です。
パーソナルトレーニングを受ける方は初めて運動をされる人が多いので、不安を感じて色々質問されます。
『運動するのは初めてだし、できないことが多い』
『ものすごくきついことをやるんじゃないか』
『途中で挫折してうまくいかなかったらどうしよう』
『ものすごくきついことをやるんじゃないか』
『途中で挫折してうまくいかなかったらどうしよう』
という思いがあるので、最初に「腹筋ができないんですが・・・」というお話をされるようです。
ご安心ください。
腹筋ができなくてもお腹の肉は落とせます。
腹筋ができなくてもお腹の肉は落とせます。
その理由をこれから説明していきましょう。
お腹が出るのは内臓脂肪のせい
本来、脂肪は
・体を動かすときのエネルギーとなる
・体温を保つ
・身体のクッション
という役割があります。
お腹の臓器周りには守るものがないので、脂肪はお腹につきやすくなっています。
これを『内臓脂肪』といい、お腹が出てきてしまうのはこの内臓脂肪が多いことが原因です。
内臓脂肪を落とすにはトレーニングとバランスの良い食事
では、お腹についた内臓脂肪を落とすにはどうすればいいのでしょうか。
特別なサプリメントを摂ったり、お腹を揉んでも落ちません。
先ほど書いた通り、内臓脂肪は「身体を動かすエネルギー」なので、運動で落ちます。
具体的には「筋力トレーニング」で代謝をあげたり、「有酸素運動」でエネルギーを消費することで落ちてきます
そして代謝をあげ、エネルギーを効率よく消費するには「バランスのよい食事」が不可欠。
私は14品目食事法をおすすめしています。
私は14品目食事法をおすすめしています。
14品目食事法とは
「穀物」「肉類」「魚類」「緑黄色野菜」「淡色野菜」「乳製品」「豆」「卵」
「キノコ」「イモ類」「海藻類」「果物」「油類」「嗜好品」
「キノコ」「イモ類」「海藻類」「果物」「油類」「嗜好品」
の14品目を1日に1品目(穀物のみ1~3回)とる方法です。
例えば
朝 パン ヨーグルト ゆで卵 バナナ マッシュポテト 「穀物」「乳製品」「卵」「イモ類」「果物」
昼 チャーシュー麺 「穀物」「肉類」「淡色野菜」「油類」
間食 チョコレート 「嗜好品」
夜 煮魚定食 「穀物」「魚類」「緑黄色野菜」「豆」「キノコ」「海藻類」
という風に食事を摂ると1日で14品目をとったことになります。
内臓脂肪を落とすには「トレーニング」と「バランスの良い食事」が不可欠です。
腹筋ができなくてもお腹の肉は落とせます
ここまで内臓脂肪を落とす方法を書いてきましたが、実はその中に「腹筋運動」を入れる必要はありません。
代謝をあげるには大きな筋肉を鍛える必要があります。
大きい筋肉というのは「お尻」「腿(もも)周り」「背中」「胸」の4か所です。
大きい筋肉というのは「お尻」「腿(もも)周り」「背中」「胸」の4か所です。
「腹筋」は大きい筋肉ではないので特にトレーニングをしなくてもOK。
体重を12㎏落としたクライアントは腹筋運動は行わずに体重を落としました