久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
写真の鳥天丼、今日のお昼に食べたものです。
実は私、ダイエットのトレーナーですが揚げ物が大好き。
中学生のころに「かぼちゃの天ぷら」を30個食べたことがあるくらいです。
体にあまり良くないと知りつつも好きなものはどうしてもやめられません。
我慢しないで食べるようにしています。
これからダイエットを始める方にとって
「運動が続かない」と「食事制限ができない」は2大ストレスといえるでしょう。
私も食事制限で大きなストレスを抱えていた時期があるのでその気持ちはよくわかります。
経験と勉強を繰り返して、ストレスのない「食べ過ぎない」方法を考えました。
今回はその一部をご紹介していきます。
食べる順番を変えて食べ過ぎを防ぐ
パーティーなどで出るカロリーの高いもの。
あれもこれも美味しそうなので、ついつい手が出てしまいます。
いつの間にか食べ過ぎてしまって・・・・
ということはよくあることですね。
その時にお勧めなのが、食べる順番をきめること。
サラダや肉、魚などのおかずを先に食べるようにするとお腹が膨れて食べ過ぎを防げます。
余計なカロリーを取らずに済むのです。
写真の鳥天丼であれば、まずサラダ、お漬物を食べてからご飯を食べるようにします。
「また食べ過ぎてしまった・・・」というストレスを感じたくない方にはこの方法がお勧めです。
食べ過ぎてしまう報酬系の人
人間の食べる量は脳の視床下部にある満腹中枢というところでコントロールされています。
人間は食事をすると血糖値が上がります。
血糖値が上がることで、満腹中枢が刺激されそれ以上食べることをやめるよう命令を出します。
これが本来の人間が満腹になるメカニズム。
しかし、中には満腹中枢から命令が出ても食べ続ける方がいます。
なぜでしょう?
それは脳の視床下部が何らかの理由でうまく働かないからです。
そういう方はお腹を満たしても、食べ物を探し続けます。
満腹になることが満足なのではなく、美味しいものを食べる事で満足感を得ているのです。
このように満腹になっても食べ続ける人の脳を「報酬系」といいます。
私の友人のY君はこの「報酬系」です。
あるパーティーでの出来事。
彼は1人前の料理を食べた後、「もうお腹いっぱいで食べられないよ」と言いました。
ところがその20分後には「腹へった」と言いながら、皿を手に料理を探しに行ってしまったのです。
他の人が見たら、「?」となりますが、彼にとってはいつもの行動。
お腹を満たすことではなく、美味しいものを食べる事が満足なのです。
食べる前になぜ食べるかを考える
報酬系の人が食べ過ぎない方法は1つ。
それは「食べる前に考える」です。
食べ物が前に出てきたら
「これは本当に食べていいのか?」
「体のためのものなのか?」
自分に問いかけてみましょう。
食べる必要があると思ったら食べる
食べる必要がないと思ったら食べない。
これを繰り返すことで
次第に食べる量がコントロールできてきます。