【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
前回の記事では、体に痛みが出る理由とストレッチの効果をお伝えしましたが皆さん初めて知ることも多かったようです。ストレッチに関する質問をよくいただきますので、こちらの記事にまとめました。
ストレッチだけでやせることは難しい
「ストレッチで痩せることはできますか?」
この質問に対する答えはNoです。
痩せる=体脂肪が落ちる
という意味ですので、カロリーを消費する運動であるかどうかがポイントになりますが、残念ながらストレッチでは痩せるほどカロリーを消費することができません。
有酸素運動や筋トレのように息が上がる運動ではないからです。
ですが、ストレッチを続けると痛みが減り体が軽く感じます。
これは筋肉の柔軟性が戻ってきたから。
体が楽になってくると体を動かしたくなります。
日常で階段を使ったり、一駅分歩いたり体を動かす時間が増えるので、カロリーの消費が増え結果的に体が引き締まります。
ストレッチは間接的にダイエット効果あり。といえるでしょう。
ストレッチで血圧が下がる 血糖値も下がる
ストレッチには柔軟性を高める以外にも
■動的ストレッチ
筋肉と関節の動きを良くする
交感神経を優位にする
血糖値を下げる
■静的ストレッチ
血圧を下げる
副交感神経を優位にする
血糖値を下げる
という効果があります。
「血圧は下げたいけど、いきなり走ったりするのはちょっと」という方は静的ストレッチがおすすめです。
また、モーニングやベッドタイムにもストレッチは活躍します。
寝起きが悪い人は動的ストレッチ
寝つきが悪い人は静的ストレッチ
と使い分けましょう。
血糖値を下げる効果も多少ありますので、数値が気になる人は取り入れてみてください👍
お腹周りを落とすことは難しいですが、血圧や血糖値が気になる方におすすめです。
体の痛みで悩む人もストレッチを試してみるといいでしょう。
筋肉の柔軟性を取り戻すことで体が楽になってきます。
どこでも、いつでもできるのがストレッチの長所です。
ストレッチと筋トレで100年動ける体へ
ストレッチでは筋トレや有酸素運動と同じ効果は望めません。
筋肉をつけたり、心臓を強くするにはある程度強度の高い運動が必要だからです。
ですが、ストレッチは手軽な運動なので運動習慣を身につけるのにぴったりです。
運動を始めたいけど、「いきなりきつい運動はちょっと・・・」という方はストレッチから始めてみてください。
ストレッチで運動習慣が身についたら、外を歩いたり軽い屈伸運動を始めましょう。
お腹周りを落としたい場合はスクワットや階段昇降が有効です。
下半身に筋肉がつくと基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。
血糖値や血圧を下げたい方はウォーキングがおすすめ。
10分続くようになったらジョギング、ランニングと少しずつ息をあげていきましょう。
やや息が上る運動が続くようになると、日常生活がもっと楽しくなります。
40代は人生の折り返し、この先の人生はまだまだ続きます。
ストレッチと筋トレで100年動ける体へ。
真剣に体のことを考えているあなたなら決して夢物語ではありません。
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