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久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
このブログでは「バランスよく食事を取ることの大切さ」をたびたびお伝えしています。
「バランス良く食べる」とは、体に必要な栄養を食べ物から満遍なくとるということです。
そもそも体に害のある食べ物はありません。
とりすぎたり、少なすぎると体に問題が出てくるということです。
食べ物にはどのような栄養があり、体にどのように働くのか。
体に必要な7大栄養素を2回に分けて簡単にお話しします。
タンパク質
タンパク質とはアミノ酸がつながってできたもの。
このアミノ酸が体の中で消化吸収されて筋肉の材料となります。
そのうち体の中で作れないアミノ酸を「必須アミノ酸」。
「アミノ酸スコア」とは、食べ物に含まれる必須アミノ酸の量を表した指標です。
この「アミノ酸スコア」が高い食べ物ほど筋肉づくりに役立ちます。
アミノ酸スコアの例
・肉 魚 卵 牛乳 大豆 100
・米 65
・みかん 50
糖質
糖質とは体を動かす際のエネルギー源で、筋肉や肝臓に取り込まれています。
脳のエネルギーでもあるため、 仕事や運動時の集中力の維持という面でも大切な栄養素です。
糖質の種類には単糖類、二糖類、多糖類があり、腹持ちという点から見ると多糖類を取ることがダイエットをする際におすすめです。
糖質の種類
単糖類・・・ブドウ糖 果糖
二糖類・・・砂糖
多糖類・・・穀物、イモなど
「低糖質」ダイエットは糖質の量を抑えて、糖質が体脂肪に変わるのを極力減らすダイエット法です。
ただし、糖質も筋肉をつけるのに必要な栄養素であり極端な制限はおすすめできません。
また、極端な糖質制限が心臓疾患のリスクを増やすことも分かっています。
ちなみに糖質と食物繊維を合わせたものを炭水化物といいます。
脂質
体の神経やホルモンの材料でもある脂質は、糖質同様にエネルギーとして働きます。
脂質の取りすぎは肥満の原因ですが、少なすぎても疲れやすくなったり、体の調子が悪くなります。
ダイエットをされている方は脂質を必要以上にとらない傾向にありますが 、体の調子を整えるためにも適度に取ることが必要です。
脂質からエネルギーを取る割合は全体の20%ほどが理想的とされています。
バターやドレッシングなど、一日に1回は脂質の多いものを食事に加えるといいでしょう。
この記事は次回に続きます。