処女作「続けられるダイエット」発売中
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
ダイエット本を発売したところ、色々なところで反響をいただきました。
「筋肉は40代から落ちていくんですね!」
「エスカレーターをやめて階段を登ろうと思います。」
運動を始めようと思ってくれた方がいるのはとても嬉しいのですが、 改めて読み返すと誤字、脱字、細かい間違いがたくさん(泣)
次の本ではきちんと修正して皆様にお届けします。
気を取り直して、今回からは「体が変わる食事」について書いていきましょう。
運動と同じくらい食事を見直すことは大事です。
では実際に何をしていけばいいのか?
具体例を出しながら解説していきます。
体の基礎を作るのは骨と筋肉です
人間の体は「骨」と「筋肉」でできています。
「骨」は家でいうところの「柱」、「筋肉」は家の「屋根」や「壁」に当たります。
住居としての家は「柱」という土台に「屋根」「壁」がついているから成立しています。
「柱」がなければ家はつぶれてしまいますし、「屋根」や「壁」がないと家として機能しません。
つまり、筋肉や骨が弱いと人間(家)は機能しないことになります。
骨と筋肉を強くするなら定食がおすすめ
骨を作っているのはカルシウムとビタミンD。
一方、筋肉を作っているのはタンパク質です。
カルシウムは「乳製品」「大豆製品」「緑黄色野菜」から、 タンパク質は「肉」「魚」「卵」「大豆製品」などから栄養を取ることができます。
「あまり食べないのに体重が落ちない」
「食べているのに体形が変わらない」
というご相談を受けることがありますが、食事を見せていただくと栄養のバランスが悪いことが多いです。
例えば、以前見せていただいたあるクライアントの食事はこういう内容でした。
朝:おにぎり、コーヒー、野菜ジュース
昼:なし
間食:バナナ、ヨーグルト
夜:おにぎり2つ、ゆで卵
この食事ではタンパク質のもとになるものが「ゆで卵」と「ヨーグルト」しかありません。
大豆製品もないので、カルシウムもやや不足しています。
量を考えるとビタミンはできれば野菜そのものからとりたいですね。
体が変わらなかったのは家の基礎になるものが少なかったからです。
また、朝と夜で同じものを召し上がっています。
同じ食事をとることが悪いわけではありませんが、バランスを整えるなら別の食事内容の方ががいいでしょう。
そこで、私はできるだけ定食を食べていただくよう、クライアントにお話ししました。
定食ならたんぱく質もカルシウムも取りやすいですからね。
椅子に座ってゆっくり食事がとれる時は定食にしてもらい、それを3か月間続けていただきました。
それから3か月後、あれだけ落ちなかった体重が落ちてとても喜んでいたのを覚えています。