処女作「続けられるダイエット」発売中

久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。

 

前回に引き続き「体が変わる食事」に関する記事です。

 

人間の体は「骨」と「筋肉」でできていて、カルシウムとタンパク質が必要なことをお話ししました。

 

体を変えるためにどんな食事が必要なのか。

もう少し、詳しくお話をしていきましょう。

 

 

単品ダイエットでは痩せない

 

 

「バナナダイエット」「納豆ダイエット」など「○○ダイエット」と呼ばれる方法は、一時期、雑誌やTVなどのメディアで取り上げられた流行のダイエット方法です。

 

前回もお伝えしましたが、ダイエットを成功させるには「バランスのいい食事」が唯一の成功方法です。

バナナだけ、納豆だけでは家を作る土台はできません。

 

栄養不足で体重は落ちるかもしれませんが、

 

・体から筋肉が減って脂肪が増える

・リバウンドしやすくなる

・免疫力が落ちるので病気になりやすくなる

 

というデメリットがあります。

 

「納豆を食べると痩せる」「バナナを食べると痩せる」 という風に、「ある食べ物に特別な効果がある」と謳うことを「フードファディズム」といいます。

 

食べ物はそれぞれに様々な効果があり、色々なものを食べることで人の体はできています。

それだけ人間の体は複雑なつくりをしているのです。

 

もし、ある食べ物に特別な効果があるなら、これだけ様々な食べ物が世の中に出ることはないでしょう。

 

 

食事をバランスよく食べるには

 

 

 

上の図は農林水産省が提供している「食事バランスガイドのコマ」です。

1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいか、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示されています。

 

このバランスガイドの通り食事を取ると、栄養に偏りなく食事を取ることができます。

しかし実際に行ってみると難しいうえ、食べすぎになる場合もあるため、実際には少し工夫が必要です。

 

そこで私がおすすめしているのは「14品目ダイエット法」

 

「穀物」「肉」「魚」「豆」「乳製品」「果物」「緑黄色野菜」「淡色野菜」 「果物」「海藻類」「きのこ」「イモ類」「油脂類」「嗜好品」

 

の14品目を1日の中で1回ずつ食べるという食事法です(穀物のみ1日に1~3回)

 

この方法だと無理なく1日の中で体に必要な栄養を取ることができます。

私もこのように食事することを意識していて、ある日の食事はこの通りでした。

 

朝 白米、わかめ入り味噌汁、ゆで卵・・・穀物、海藻類、豆、卵

昼 きのことベーコンの和風パスタ(パスタ、鶏肉、きのこ、しそ)・・・穀物、肉、きのこ、緑黄色野菜

間食 バナナ、ヨーグルト、チョコレート・・・果物、乳製品、嗜好品

夜 フィッシュバーガーセット(フィッシュバーガー、フライドポテト、アイスコーヒー)・・・穀物、魚、淡色野菜、イモ類、油脂類、

 

この食事方法にしてからは風邪をひくこともなく、体調管理がしっかりできています。