【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。
このブログは主に50代以上の方に読まれていることが多く、8割以上の方からご相談をいただくことが2つあります。
1つは「高血圧・高血糖」
もうひとつは「膝の痛み」です。
その原因も不明なことが多く、立ったり・座ったりする時に膝が痛くなります。
転倒して膝を打ったわけでもないのになぜ痛いのでしょうか?
今回お伝えすることは、これからダイエットを始める方に知っていただきたい話です。
特に女性に関係がある話なので、ぜひ最後までお読みください。
原因不明の膝の痛みで悩む人は2500万人
50歳以上の方が感じる膝の痛みはほとんどが変形性膝関節症です。
変形性膝関節症とは膝関節の軟骨が少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する病気です。
症状が進行すると、「立つ」「歩く」「階段を上る、降りる」という日常動作にも支障が出るため生活の質が著しく落ちます。
症状は進行性であり、
初期:立ち上がり、歩きはじめに痛み
中期:痛みで正座や階段の昇降が困難に
末期:膝の変形 安静時にも痛み 歩行が困難に
といった特徴があります。
国内で実に2500万人の人にこの症状の疑いがあり、その7割が65歳以上の女性です。
肥満・身体活動/運動不足・ビタミンK不足・膝の外傷経験など、その原因は多岐に渡ります
改善法は手術がダイエットです
変形性膝関節症は残念ながら完治することはない進行性の病気です。
ですが、その改善法は3つあります。
①薬
②手術
③ダイエット
①薬で治療する場合、病院でヒアルロン酸を膝に注射します。
ヒアルロン酸は炎症を抑制する効果があり、初期症状で痛みを抑える際にはこの方法が有効です。
ただし、その鎮痛消炎効果は1週間ほどであり、症状が進行すると効果が薄くなることも分かっています。
②症状が進行している場合に検討されるのが手術です。
これには関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術があります。
一昔前は人工関節を10年位で取り換える必要がありましたが、医療技術が進み一度換えた人工関節を換える必要はほぼなくなりました。
基本的に中期から末期の方に勧められます。
③一番、積極的に推奨されている方法がダイエットです。
上記の通り、変形性膝関節症の原因はほとんどが肥満。
つまり食事をバランスよく摂って、運動を始めていけば膝の痛みは改善されます。
初期症状の人が選択すべき方法であり、日本整形外科学会も『食事と運動によるダイエット』を積極的に勧めています。
とくに下半身に筋肉をつけることは膝の負担が減るので、症状の改善に有効です。
膝の痛みが気になり出したら本気でダイエットを考えてください
膝の痛みを改善するなら本気のダイエットが必要になります。
本気のダイエットとは「食事」「運動」を見直す方法で、「運動なし」「このサプリを飲むだけ」の『楽』な内容ではありません。
本気でダイエットするなら「筋トレ」「有酸素運動」+「バランスよい食事」を始めましょう。
この方法ならお腹の脂肪と体重が落ち、膝の負担が減ります。
膝の痛みを放置しておくと様々な不便が生じます。
早いうちに手を打てば痛みで悩むこともなくなります。
未来の自分のために今を頑張る。
本気のダイエットは未来の自分への最大の投資です!
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