マイクを向けられたスーツ姿の男性が、額の汗を白い布で拭っている

【吉祥寺・久我山】アサーティブフィットネス、パーソナルトレーナーの小森祐史です。

前回に引き続きストレスとダイエット、そして生活習慣病にまつわる話をお届けします。

ダイエットがうまくいかないのはストレスも原因です

ストレッサーとは刺激のもとで、ストレス(反応)とはその刺激を受けた結果です。

例えば、『心理・社会的ストレッサー』であれば上司や家族、仕事、家庭などがそれにあたり、その刺激に対し「イライラ、不安、抑うつ」「腰痛、頭痛」「飲酒・喫煙の量・回数の増加」などのストレス反応が現れます。

ストレスがダイエットに与える影響は、皆さんが考えているよりも大きいことを前回の記事でお伝えしました。
日々のイライラを食べることで解消してしまうのは何もおかしなことではありません。

そしてその刺激をどう受けとるかはその人次第です。
ストレッサーを過剰に受け取る性格の方もいるし、そうでない方もいます。

そこで今回からは「ストレスを感じやすい性格とその対処法」を学んでいきます。
日常的に感じているストレスや肥満、生活習慣病の悩みを一緒に解決していきましょう。

 

ストレスを感じやすいタイプA

しかめっ面で本を読む男性

「遊びながら仕事をしている人に対し怒りを覚える」
「遊園地の行列に並ぶとイライラする」
「明日の会議が気になって眠れない」

皆さんはこのような思いをした経験はないでしょうか?
もし同じ経験を頻繁にしているのであればストレスを感じやすい性格かもしれません。

『せっかち』『イライラしやすい』『不安を感じやすい』性格の人をタイプAといいます。

タイプAを一言で表すと「猛烈サラリーマン」。
昭和生まれの方にとっては馴染みのある言葉だと思います。

私が子供の頃は、ちょうどバブル景気が沸いていて、寝食を忘れて一生懸命働くビジネスパーソンが沢山いました。
その働きぶりから「24時間働けますか?」というキャッチフレーズの言葉が流行したほどです。

電車の中で時計をチラチラ見たり、落ち着きなく足踏みをしている人。
常に沢山の仕事を抱えている同僚・上司。
車に乗ると性格が変わる友人・家族。

行動にこのような特徴がある方は「猛烈サラリーマン」型のタイプAであり、健康上問題がある可能性があります。

 

タイプAは心臓病になりやすい

胸を片手で抑える高齢男性

このタイプAという性格を定義づけたのは心臓外科医のメイヤーフリードマンです。

ある日フリードマンは、自身のクリニックの待合室の椅子の前の脚が早く擦り切れることに気が付きました。
待合室の患者の様子をよく観察すると、椅子に浅く腰掛け、時計を見ながら足踏みをしています。
明らかにいらいらしている様子の人が多かったため、タイプAという性格を提唱したといわれています。

その後、タイプAは心臓病になる確率が健常な人の約2倍であることが分かりました。

タイプAの人が心臓病になりやすい理由は「カテコラミン」の過剰分泌です。

カテコラミンとは「戦闘時に分泌されるホルモン」で交感神経を刺激する役割があります。
私達は運動したり緊張すると心拍数・血圧が上昇しますが、その
役割を担っているのがこのホルモンです。

通常であれば問題はありませんが、過剰に分泌されると高血圧になり、動脈硬化・心臓病を引き起こしやすくなります。

大きなストレスを抱えるとこのホルモンが過剰に分泌されるため、日常的にストレスを感じやすいタイプAは心臓病になる確率が高いのです。

 

タイプAの人は太りやすい

肥満男性のお腹周りをメジャーで測定する医師

またタイプAはイライラしやすい性格なので、時にその怒りを暴飲暴食という形でぶつけます。
その結果、内臓脂肪・体重が増え、血圧が上昇、心臓病になる確率が高くなります。

先述したとおり、カテコラミンの過剰分泌がさらに心臓病のリスクを高めていることをお忘れなく。

タイプA(大きなストレス) → 過食、飲酒 → 肥満 → 心臓病のリスクの増加

という悪循環を引き起こすのは性格も関係しています。

ではストレスを減らしながらダイエットを成功させ、尚かつ心臓病を予防するにはどうすればよいのでしょうか?

次回は、タイプAの人にも有効な、医学的に効果の高いストレス解消法を紹介します。

『ストレスコーピング10則』で生活習慣病を予防・改善しよう!

 

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