久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
先日、ストレスに関する勉強会に参加してきました。
「なんで、運動指導者がストレスの勉強会に?」と思うかもしれませんが
ストレスと「健康」は深い関係があり、体にも心にも影響が出ます。
健康な体作りを指導している人間が「知らない」ではいけないので、勉強を続けています。
(勉強会に参加するのは2回目)
勉強会に参加して分かったことを3回に分けて記事にしますが、専門用語も多く多少読みづらい内容です。
ただストレスと無縁の方はいないし、ダイエットや健康な体作りという面でとても意味があることです。
できるだけわかりやすい言葉を使って説明しますので、ぜひ続きをお読みください。
そもそもストレスってなんでしょう?
ストレスというと体に悪さをするものと感じるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
本来、ストレスの元なるものをストレッサーと言います。
ストレッサーとは人が感じる刺激のこと。
今、皆さんが吸っている空気も部屋の照明もストレッサー(刺激)、もちろん人もストレッサーです。
つまり、人が刺激をうけるものは全てストレスの元。
そしてストレッサーを受けた結果をストレス、ストレスが心や体にでることをストレス反応といいます。
性格や遺伝子、生まれ育った環境が緩和要因となっているため、同じ刺激を受けてもストレスには個人差があります。
例えば、あなたは仕事の同僚Aさんと仕事部屋にいました。
Aさんは部屋の照明が「明るすぎる」
あなたは「ちょうどいい明るさ」と感じたとします。
これは
Aさんはストレッサー(部屋の照明)に対してストレスを感じた。
あなたはストレッサー(部屋の照明)に対してストレスを感じなかった
ということです。
ストレス反応にはどういうものがあるのか?
体に出るものには肩こりや腰痛などの不定愁訴、
深刻なものになると高血圧、心臓病、糖尿病などもストレスが原因でおきることがあります。
一方でストレスが心に出ると不安やうつなどの症状が見受けられます。
これも最悪の場合は、自傷行為、自殺に繋がることがあります。
ストレスの心身的兆候の原因は自律神経のコントロールができなくなっていること。
過剰なストレスが加わった結果、痛みを和らげるホルモンが分泌されなくなる、
一方で血圧を上げるホルモンが分泌される、ということが体の中で起こっているのです。
書ききれないため今回は省略しましたが、本当はもっと多くのことが体や心にでます。
このようにストレスが体に与える影響は全く無視ができません。
次回はさらに深くストレスのことに切り込みます。
ストレスによって太ってくるという嘘のような本当のこと、
ストレスを感じやすい性格、ストレスを軽減する方法
をテーマに記事を書きます。
もし、お時間があればご自身でもストレスの影響を調べてみてくださいね。