久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー小森祐史です。
「一生懸命トレーニングしているのにどうして痩せないんだろう?」
と感じている方のための記事です。
3回目は「ランニング」がテーマ。
シューズがあればすぐに始められるランニング。
しかし、手軽に運動を始められる分、ポイントを押さえておかないと一向に体は変わりません。
今日はそんなありがちな失敗を上げながら、失敗しないための方法をお伝えします
①心拍数を測っていない
これはほとんどの方が意識していないのではないでしょうか?
心拍数を測ることとお腹の脂肪を落とすことはとても関係があります。
体脂肪が落ちる心拍数は100~130(個人によって差はあります)
この数字を意識して走るスピードを変えましょう
室内で走る場合はランニングマシーンで心拍数を測ります。
ランニングマシーンには前側に手すりがあり、手すりの銀色の部分を握ると心拍数が画面に表示されます。
ずっと心拍数を測る必要はありません。
走りながら10分に1回ほど手すりを握って心拍数を確認するようにしましょう。
外で走る場合は心拍計をつけます。
心拍計は時計と同じ形をしていて液晶を見るだけで心拍数が確認できるようになっています。
つまり、ランニングマシーンのようにいちいち手すりに摑まる必要もありません。
私がお勧めしているのはフィンランドのメーカー「POLAR」
1976年創業の老舗です。
他のメーカーと比べるとファッション性が高いモデルが多く、普段着でもつけられるものが多いです。
②時間が短すぎる
走る時間が短すぎてもダイエット効果はあまりありません。
体重60キロの人が30分走るとだいたい200~300キロカロリー消費します。
ですが、1㎏体重を落とすのに6000~7000キロカロリー消費する必要があり毎日走っても30日かかります。
なので、30分より短いランニングはダイエット方法としてあまりお勧めできません。
③時間が長すぎる
逆に走る時間が長すぎてもダイエット効果はありません。
これは以前、このブログでもお伝えしました。
ダイエットのために必要な運動時間は長くても60~90分。
これをランニングにあてはめると30分~90分くらい走るのがちょうど良いといえます。
いかがだったでしょうか?
「筋トレ」と違い、ランニングはちょっと工夫するだけでダイエット効果が大きく変わります。
ランニングは手間がかからないし、効果的なダイエット方法。
せっかくの夏休み、空き時間を見つけて是非挑戦してみてください。
ただし、熱中症にはくれぐれも気をつけて!