西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
今回取り上げるのは、雑誌や書籍でもよく話題になる題材です。
「糖質制限食」と「カロリー制限食」
どちらがお腹痩せダイエットに向いているのか?
結論からお話するとどちらもメリット、デメリットがあります。
40代以上が健康なダイエットをするなら、どちらの方法もよく理解しておく必要があるでしょう。
具体的な方法については今後に譲りますが、是非今回の記事をご覧ください。
ダイエット食で悩んでいる方の役に立つ内容です。
カロリー制限食とは
体重が増えてしまうのは『食べ過ぎ』と『運動不足』が原因。
それを数字で表したのがカロリーです。
カロリーとはエネルギー量のこと。
食べ物から得たエネルギーは『摂取カロリー』。
運動で消費したエネルギーは『消費カロリー』といいます。
この2つのバランスによって体重は変わりますが、計算式にすると
体重が増える時の計算式
『摂取カロリー 』>『消費カロリー』
体重が減る時の計算式
『摂取カロリー 』<『消費カロリー』
となります。
つまり、体重が増えるのは食事で得たエネルギーに比べて、運動量が少ないのが原因です。
逆に体重がのは食事で得たエネルギーに比べて、運動量が多いのが理由。
カロリー制限食とは意識的に1日の運動量より、食事のエネルギー量を減らすこと。
こうすることで体重や内臓脂肪を落としていくことができます。
メリット
体重が落ちる
脂肪が落ちる
デメリット
カロリーを制限しすぎると筋肉も落ちやすい
食事のバランスが悪くなりやすい
→結果リバウンドしてしまう
糖質制限食とは
糖質制限食とは1日の糖質の量を60〜150gに抑えた食事のこと(諸説あり)
糖質60g〜150gはごはん茶碗小盛り1〜2杯です。
糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇→糖尿病に繋がる可能性があります。
糖尿病の原因にもなる糖質を制限することで、体脂肪をエネルギーに変えるのが糖質制限食の目的です。
メリット
体重が落ちる
脂肪が落ちる
血糖値の上昇を抑える
糖質の量を制限すれば、他の食べ物は制限する必要はない
デメリット
体重と一緒に筋肉も落ちやすい
極端な糖質制限は動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞に繋がる可能性がある
1人1人に必要なダイエット食があります
ここまでカロリー制限食と糖質制限食について簡単に説明しました。
どちらにもメリット、デメリットがあります。
また、実際にダイエットをする時は体重や体脂肪の量、生活習慣によって食事の内容が変わってきます。
つまり、1人1人にあったダイエット食があるということです。
同じような体型のAさんとBさん。
Aさんの場合は糖質を制限し、Bさんの場合はカロリーを制限する。
ということもパーソナルトレーニングではよくあります。
もし、これから本気でダイエットをするなら信頼できるパーソナルトトレーナーに一度相談してください
あなたに必要なダイエット食がわかるはずです。
参照
『科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン』 日本糖尿病学会 編