絶賛ダイエット中
西荻窪、千歳烏山の「お腹痩せダイエット」専門トレーナーの小森祐史です。
 
ダイエットに不可欠な食事のコントロール。
続けようと思ってもなかなか難しいものがありますね。
 
せっかくダイエットを続けているのに、その一口がやめられずどうしても食べてしまう。
自分は『意思が弱い人間だ』と自暴自棄になる方も多いのでは。
 
 
しかし、
『食欲がコントロールできないのは「意志」が弱いからではなく○○だから』
というとみなさん驚かれるかもしれません。
 
これを読めば、あなたも食欲をコントロールする方法がわかる。
今回はそういう内容の記事です。
 
 

人には3つの食べ方がある

 
 
あなたの習慣によって、ダイエットに必要な食べ方が変わってきます。
 
まずは、下の簡単な質問に答えてください。
 
『あなたの食べ方は?』
 
①お腹がすいたら食べる
②お腹が空いていなくても、時間になれば食べる
③お腹が満たされていても、満足できず何か口にすることがある
 
『①お腹がすいたら食べる』
 
①の方は「補給系」というタイプの食べ方です。
 
本来、生物はお腹が空いたら食べるという行動が体にインプットされています。
これは、餓死を防ぐために生物が持っている食欲のコントロール法。
 
体の中の血糖値が下がり、脂肪酸が分泌されると、脳から食事を取るよう命令が出ます。
食事をとると血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。
インスリンが分泌されると今度は脳が食事をとるのをやめるように指示をします。
 
このように「補給系」の人は脳が食欲をコントロールできているので、食べすぎを防いでいます。
カロリーオーバーになることが少ないので、太りにくいタイプの食べ方といえるでしょう。
 
『②お腹が空いていなくても、時間になれば食べる』
 
②の方は「習慣系」というタイプの食べ方です。
 
1日に3食、決まった時間に食事をとる人はこのタイプの方が多いです。
本来、人間の体調によって毎日必要なカロリーは変わりますが、「習慣系」の人は時間になれば食事をとるのでカロリーオーバーになります。
 
これは現代の『1日3食』という生活習慣が生み出した食べ方といえるでしょう。
 
『③お腹が満たされていても、満足できず何か口にすることがある』
 
③の方は最も太りやすい「報酬系」というタイプで、間食が多い人はこのタイプです。
 
①②で説明したように、体調に併せて食事の量は変わりますが、それを調整しているのは脳です。
③のタイプの人は脳がうまく働かないため、食欲をうまくコントロールできていないのです。
 
なぜ、脳がうまく働かないのか?
それはドーパミンというホルモンが関係しています。
 
ドーパミンは「報酬物質」と言われ、分泌されると人は快楽を感じます。
報酬系の人は食べることでこのドーパミンを分泌させています。
 
食べ物を食べる → 食べ物が美味しいとドーパミンが分泌される → さらに美味しい食べ物がないか探す
 
という風に満腹かどうかは関係なく、「ドーパミンを分泌させる」ために食事をとります。
その結果、カロリーがオーバーし体重が増えてしまうのです。
 
 

タイプ別食欲コントロール法

 
②のタイプの人は生活習慣として食事の時間が入っているので、その習慣を見直してあげるのがポイントです。
 
自分にこう問いかけましょう
「自分は本当にお腹が空いているのか?」
 
お腹がすいていると感じたら食べればいいし、そうでなければ食べなくてOKです。
人は必ずしも1日に3食たべる必要はなく、1日食べなくても死ぬことはありません。
 
まず、お腹が満たされているかを考えながら食事をとるようにしましょう。
 
こうすることで体重が落ち、次第に体が引き締まってきます。
 
③のタイプの人は報酬行動を減らすのがポイントです。
自分の食事を見直して、報酬としての食事をとる回数を決めましょう。
 
例えば、報酬行動が1日に3回 → 1日に2回 → 1日に1回→ 3日に1回
 
このように計画的に減らしていけば体重は落ちてきます。
脳が食欲をコントロールできないのであれば、計画的に報酬行動を減らしてカロリーをコントロールすればいいのです。
 
さて、記事の冒頭で書いた
『食欲がコントロールできないのは「意志」が弱いからではなく○○だから』
 
○○に入るのは何か予想できたでしょうか。
あえてここでは正解を書きませんが、この記事を読めばあなただけの正解が出てくるはず。
ぜひ、自分だけの正解を考えてみてください。