久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
ジムに行くと、運動に励んでいる方がいる一方でストレッチに時間をかけている方もいます。
ストレッチはそれだけ市民権を得ているのですが、その効果をご存知の方は少ないように感じます。
このサイトではダイエットや健康習慣の情報を発信しています。
ダイエットといえば、筋力トレーニングと有酸素運動が定番ですね。
今回は趣向を変えて、ストレッチがダイエットに効果があるのか考えてみました。
体脂肪が燃える仕組み
体を動かすと「リパーゼ」という脂肪を分解する酵素が活性化します。
リパーゼが分解した脂肪は血管に入り、それが筋肉を動かすエネルギーとして消費されます。
有酸素運動や筋力トレーニングが「体脂肪を燃やす効果がある」というのはリパーゼが脂肪を分解してエネルギーにするからなのです。
ストレッチの効果
ストレッチには2種類あります。
「スタティックストレッチ」、「ダイナミックストレッチ」です。
「スタティックストレッチ」とはいわゆる皆さんがやっている「ゆっくり伸ばすストレッチ」。
あまり使わず固くなっている筋肉を伸ばすので、姿勢の改善や怪我の予防という効果があります。
もう一つの「ダイナミックストレッチ」は体を動かしながら筋肉を温める方法。
いわゆる運動前の準備運動で、ラジオ体操などが有名です。
筋肉を伸ばすというよりは関節の可動域を増やす意味があります。
残念ながらストレッチでは痩せません!
結論からいうとストレッチでは痩せることはできません。
筋力トレーニングや有酸素運動は筋肉を伸ばして縮める行為。
最初に述べたとおり、筋肉を伸ばして縮めることで脂肪がエネルギーとして使われます。
筋肉を伸ばす「スタティックストレッチ」は「縮める」という過程が入りません。
なので、リパーゼを活性化して脂肪をエネルギーにすることができません。
一方の「ダイナミックスストレッチ」は筋肉を伸び縮みさせるので脂肪が燃えるような感じがしますが、あくまで準備運動です。
有酸素運動や筋力トレーニングほどエネルギーを使う運動ではありません。
ダイエットのためにストレッチを行うなら
では、ストレッチはダイエット効果が全くないのか、というとそうでもありません。
ストレッチでダイエットのサポートをすることはできます。
「スタティックストレッチ」は固くなっている筋肉を伸ばす方法。
結果、筋肉の伸び縮みが大きくなります。
筋肉はよく伸び縮みするほど鍛えられるという性質があります。
つまり、「スタティックストレッチ」と筋力トレーニングを合わせて行うことで筋肉を効率良く鍛えることができます。
また、「ダイナミックストレッチ」をすると関節の可動域が増え、股関節や肩周りが良く動くようになります。
肩や股関節を良く動かす有酸素運動の前に行えば、エネルギーの消費が大きくなり、ダイエット効果が期待できます。
筋力トレーニング、有酸素運動と合わせて行うならストレッチはダイエットに効果があるものといえるでしょう。