久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
痩せる食べ方その②
前回は「バランス良く食べる食事法として」14品目食事法をお伝えしました。
しかし、この方法が難しいと感じる方はもちろんいらっしゃいます。
そこで、さらに簡単な方法を今回は紹介することにしました。
シンプルで続けやすい3色食品群法
厚生労働省のサイトでは「3色食品群法」という食べ方を紹介しています。
この方法では、食べ物に含まれる栄養素の働きの特徴で「赤色の食品」「黄色の食品」「緑色の食品」の3つに分類します。
「赤色の食品」は、肉・魚・卵・大豆・牛乳などで「血や肉をつくる食品」、
「黄色の食品」はご飯・パン・芋・砂糖・油などで「働く力になる食品」、
「緑色の食品」は野菜や海草・果物などで「体の調子を整える食品」。
ルールは簡単。
3色の食品がそろった食事を毎日、朝・昼・夕の3回食べるだけ。
この方法でバランス良く食事を取ることができます。
とてもシンプルですね。
14品目法よりさらに続けやすい方法といえます。
食べすぎの人は野菜から食べる
「14品目食事法」、「3食食品群法」でもどうしても食べ過ぎてしまう、という人は「野菜から食べる」ようにしましょう。
「野菜から食べる」方法は日本糖尿病学会でも推奨している健康的でかつ、お腹も満足する食べ方です。
食事を野菜から食べるようにすると2つの利点があります。
- お腹がふくれて食べ過ぎを防げる。
- 血糖値の上昇を抑えられる。
野菜に含まれる食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があり、 不溶性の食物繊維は「お腹を膨らませる効果」が、水溶性の食物繊維は「血糖値の上昇を抑える効果」があります。
不溶性の食物繊維は野菜や穀類、豆、イモ類に。
水溶性の食物繊維はこんにゃく、寒天、海藻類、きのこ類に多く含まれています。
「バランス良く食べようとすると食べ過ぎてしまう」という方は、この食べ方を実践してみてください。
「体に悪い」食べ物はありません
ここ最近、一部の食べ物を悪く言うサイトや記事をインターネットやSNS上でよく見かけます。
しかし、どの食べ物も等しく体に必要なもの。
「食べすぎ」「食べなさすぎ」が問題なのであって、「糖質が良くない」「お菓子が良くない」ということではありません。
食事は3食、バランス良く。
お酒もお菓子もほどほどに楽しみながら食べましょう。
それがダイエット成功への第一歩です。