久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
体が衰え始める40代は人生の節目ということを前回お伝えしました。
同じく40代から気を付けたい病気にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)があります。
脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気につながるメタボ。
体が動かなくなってしまうロコモ。
実はこの2つ、深い関係があります。
何故、メタボとロコモがつながるのでしょうか?
メタボとロコモは同時に進行することがある
内臓脂肪で体重が増えた状態がメタボです。
体重が増え、膝に負担がかかると軟骨がすり減り痛みがでます。
膝の痛みで移動することが減るので、筋肉が減ってロコモに。
体を動かさないことでさらに体重が増え、ますますメタボが進行。
このように
「メタボ」 → 「ロコモ」 → 「メタボ」
とそれぞれが影響して、体の状態が悪化してしまうのです。
【ロコモかどうかを判断するには?】
ここでは日本整形外科学会が提案している7つのチェック項目をご案内します。
①片足立ちで靴下がはけない
②家の中でつまずいたり、滑ったりする
③階段を上るのに手すりが必要
④家のやや重い仕事が困難(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)
⑤2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
⑥15分続けて歩くことができない
⑦横断歩道を青信号で渡り切れない
1つでも当てはまればロコモの可能性があります。