【久我山・吉祥寺ダイエット】ダイエットの敵!ストレスと付き合う方法②
前回は
「ストレスとは何か?」
「ストレスを感じた時の体の反応」
についてお話ししました。
今回は本来のテーマの「ダイエット」と絡めてお話をしていきます。
ストレスを感じやすい性格とストレスで太ってしまうという恐ろしい話です。
ストレスを感じやすい性格とは
ストレスを感じやすい性格には3つの特徴があります。
「時間にゆとりがもてない、せっかちである」
「人に対してイライラしやすい、怒りっぽい」
「いつも何か不安を抱えている」
この特徴に1つでも当てはまる人をタイプA行動人間といいますが
この性格の人は特に健康という面で気をつけなければいけません。
何故か?
それはストレスを感じるとカテコラミンというホルモンが血圧を上昇させるからです。
その結果、タイプAは心臓疾患になる確率がそうでない人(タイプB)に比べて2倍になります。
特に日本人のように愚痴を言えない人(敵意が内向する人)は血圧が上昇しやすいといわれています。
決して、健康に良いことではありません。
また、性格的にタイプAは「目標設定高くしすぎる」という特徴があります。
確かに目標をクリアできれば、それはその人にとって幸福ですが、高すぎる目標はクリアできないことが多いでしょう。
その失敗体験の積み重ねがうつ状態を引き起こすこともあるのです。
ストレスで太ってしまうのは代謝異常が原因です
ストレスで太るのは体内で代謝異常が起きていることが原因です。
下の図は体重が落ちる正常な代謝状態を表しています。
摂取エネルギー(食べ物で得たエネルギー) < 消費エネルギー(1日の生活で消費したエネルギー)
ただし、人は過剰なストレスを感じると、
摂取エネルギー(食べ物で得たエネルギー) > 消費エネルギー(1日の生活で消費したエネルギー)-(ストレス)
という代謝状態になります。
この形は体内で代謝異常が起きていて、食事制限しても体重が増えてしまう代謝状態です。
また、「過食」や「飲酒」という形でストレスを発散しようとする人はさらに体重、内臓脂肪が増えやすい傾向があります。
この知識があるとダイエットの時に私たちがするべきことは
適度な運動+食事の見直し+ストレスの軽減
であるということをご理解いただけるのではないでしょうか。
では、ストレスを感じやすいタイプAがストレスを軽減するにはどうすればよいのか?
ストレスを抱えている人が自分でそのストレスを処理するということはとても難しいこと。
自分を支援してくれる人間が必要です。
もし、支援者にストレスを軽減してもらう(ストレスマネジメント)としたら、という形で次回に続きます。
【久我山・吉祥寺ダイエット】ダイエットの敵!ストレスと付き合う方法①
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
先日、ストレスに関する勉強会に参加してきました。
「なんで、運動指導者がストレスの勉強会に?」と思うかもしれませんが
ストレスと「健康」は深い関係があり、体にも心にも影響が出ます。
健康な体作りを指導している人間が「知らない」ではいけないので、勉強を続けています。
(勉強会に参加するのは2回目)
勉強会に参加して分かったことを3回に分けて記事にしますが、専門用語も多く多少読みづらい内容です。
ただストレスと無縁の方はいないし、ダイエットや健康な体作りという面でとても意味があることです。
できるだけわかりやすい言葉を使って説明しますので、ぜひ続きをお読みください。
そもそもストレスってなんでしょう?
ストレスというと体に悪さをするものと感じるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
本来、ストレスの元なるものをストレッサーと言います。
ストレッサーとは人が感じる刺激のこと。
今、皆さんが吸っている空気も部屋の照明もストレッサー(刺激)、もちろん人もストレッサーです。
つまり、人が刺激をうけるものは全てストレスの元。
そしてストレッサーを受けた結果をストレス、ストレスが心や体にでることをストレス反応といいます。
性格や遺伝子、生まれ育った環境が緩和要因となっているため、同じ刺激を受けてもストレスには個人差があります。
例えば、あなたは仕事の同僚Aさんと仕事部屋にいました。
Aさんは部屋の照明が「明るすぎる」
あなたは「ちょうどいい明るさ」と感じたとします。
これは
Aさんはストレッサー(部屋の照明)に対してストレスを感じた。
あなたはストレッサー(部屋の照明)に対してストレスを感じなかった
ということです。
ストレス反応にはどういうものがあるのか?
体に出るものには肩こりや腰痛などの不定愁訴、
深刻なものになると高血圧、心臓病、糖尿病などもストレスが原因でおきることがあります。
一方でストレスが心に出ると不安やうつなどの症状が見受けられます。
これも最悪の場合は、自傷行為、自殺に繋がることがあります。
ストレスの心身的兆候の原因は自律神経のコントロールができなくなっていること。
過剰なストレスが加わった結果、痛みを和らげるホルモンが分泌されなくなる、
一方で血圧を上げるホルモンが分泌される、ということが体の中で起こっているのです。
書ききれないため今回は省略しましたが、本当はもっと多くのことが体や心にでます。
このようにストレスが体に与える影響は全く無視ができません。
次回はさらに深くストレスのことに切り込みます。
ストレスによって太ってくるという嘘のような本当のこと、
ストレスを感じやすい性格、ストレスを軽減する方法
をテーマに記事を書きます。
もし、お時間があればご自身でもストレスの影響を調べてみてくださいね。
【久我山・吉祥寺ダイエット】毎日5分の運動で痩せる方法
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
朝から夜まで働くビジネスマンの方は運動の時間を取るだけでも大変。
「運動をしたいんだけど、時間がな~」
「しなきゃといけないと思うけど、時間がないんだよね。」
以前、会社勤めをしていたこともあるので、そのお気持ちはよくわかります。
日付が変わるまで働いて、朝も早い。
休日も家族サービスや仕事があって大して休めない。
それでは運動する気力も時間もなくなりますね。
そんな忙しい方のために短時間で終わるトレーニング法を今回はご紹介します。
スマホを見ている時間があればできますので、是非ご自宅で始めてみてください。
毎日5分、1か月続けたい運動
「忙しくて時間がない」が口癖のあなたには毎日5分の下半身筋トレをお勧めします。
下半身は筋肉量が多く、ダイエットを始めるならまず鍛えなければいけない箇所です。
その方法は簡単。
椅子を1つ用意してください。
①肩幅に立つ
②頭の後ろか胸の前で手を組む
③お尻を下す
④お尻が座面についたら戻す
これを繰り返すだけ。
トイレの中でもできます。
便座のふたをして同じ運動をしましょう。
回数は5~20回を2~3セット
5回しかできない人は5回
20回できる人は20回行ってください。
下半身全体を鍛える運動です。
これなら5分でできますね
1か月続けると、体に筋肉がついてきたことがわかります。
まず、1か月続けてみましょう。
体が引き締まる14品目の食事
運動と合わせて行うのが食事を見直すこと。
私がお勧めしたいのは1日の中で14品目を取る方法です。
①穀物
②肉類
③魚介類
④牛乳・乳製品
⑤大豆製品
⑥卵
⑦緑黄色野菜(濃い野菜、ブロッコリー、トマト、ピーマンなど)
⑧淡色野菜(薄い色の野菜 ネギ、白菜、)
⑨イモ類
⑩キノコ類
⑪果物
⑫海藻類
⑬油脂
⑭嗜好品
量に制限はありません。
ただし、⑭の嗜好品以外は必ず1回だけ食べるようにしてください。
例えば、白米を朝に1杯、昼に蕎麦、という風に穀物を2回食べるのは×。
あくまで1日に1回だけです。
運動をしながらこの方法で食事を取ると、筋肉がついて体が引き締まります。
時間が取れるようになったら、上半身のトレーニングも
筋力トレーニングには「全面性の原則」というものがあります。
「全体をバランスよく鍛える事で筋肉がついてくる」という運動生理学に基づいた考え方です。
下半身の運動でもお腹の脂肪が落ち、体重は変わってきますが、やはり全身をまんべんなく鍛えたほうが体は変わります。
休日や早帰りができる日は、ぜひ腕立て伏せや腹筋運動もチャレンジしてみてください。
【久我山・吉祥寺ダイエット】40代は健康のために”貯筋”を始めよう
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
40代の方はこういうことを感じたことがありませんか?
「お腹に肉がついてきた。」
「昔のように食事を抜いても体重が落ちなくなってきた」
さらに、
「階段を上るのがつらい」
「ちょっと動くだけで息が上がるようになった」
と感じることもあるかもしれません。
実はそれは全て同じことが原因です。
筋肉が落ちてきています。
40代から人の体は衰えます
人の体は20~30代をピークに筋肉が落ちてきます。
1年に約1%の割合で減少しますので、10年ではなんと10%の筋肉が身体から消えます。
筋肉が減るとその分脂肪が増えるのでもちろんお腹が出てきてしまいます。
しかし、見た目だけの問題ではなく、
「バランスを崩して転倒しやすくなる」
「免疫機能が落ちて、体調を崩しやすくなる」
「骨量が落ちて骨折しやすくなる」
「糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病のリスクが高まる」
など、将来深刻なことが起きる可能性もあります。
また、下半身は体の中でも衰えるのが早い箇所。
日常生活で使うことがないと、筋肉はどんどん落ちてきます。
特に現代のように移動に足を使うことがない生活では下半身の衰えも早くなります。
「運動しないと将来寝たきりになる」というのは決して大げさなことではありません。
40代からダイエットを始めるには
では、40代からダイエットを始めるにはどうすればよいのでしょうか?
それはやはり運動です。
40代から運動を始めるのは決して遅いことではありません。
以前担当していた70代の方でもトレーニングでお腹まわりをすっきりさせることができました。
それよりずっと若い40代の方は確実に痩せられます。
私の指導経験から言うと週1回、30分~60分の運動から始めることをお勧めしています。
仕事や家事、育児をしながらのダイエットではそれくらいが無理のないペースです。
体重を落としていきたい方は運動と一緒に毎日の食事を見直してあげると体重は変わってきます。
今から貯筋を始めましょう!
「体重が増えてきた」
「体型が崩れてきたな」
と感じたら、筋肉が落ちてきているのは間違いありません。
40代の体重増加はただの見た目の問題ではなく、健康にも繋がっています。
筋肉が落ちて深刻なことになる前に運動を始めて「貯筋」に精を出すようにしてください。
何か運動を始めたいという方はウォーキングなどの簡単な運動から。
「本格的にダイエットを始めたい」という方は近くのパーソナルトレーナーにご相談ください。
パーソナルトレーナーは「楽しく続けられる運動を教える専門家」です。
あなたのダイエット、健康的なライフスタイル作りの心強いパートナーとなってくれるでしょう。
【久我山・吉祥寺ダイエット】「考えて食べる」方法で食べ過ぎをやめる
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
写真の鳥天丼、今日のお昼に食べたものです。
実は私、ダイエットのトレーナーですが揚げ物が大好き。
中学生のころに「かぼちゃの天ぷら」を30個食べたことがあるくらいです。
体にあまり良くないと知りつつも好きなものはどうしてもやめられません。
我慢しないで食べるようにしています。
これからダイエットを始める方にとって
「運動が続かない」と「食事制限ができない」は2大ストレスといえるでしょう。
私も食事制限で大きなストレスを抱えていた時期があるのでその気持ちはよくわかります。
経験と勉強を繰り返して、ストレスのない「食べ過ぎない」方法を考えました。
今回はその一部をご紹介していきます。
食べる順番を変えて食べ過ぎを防ぐ
パーティーなどで出るカロリーの高いもの。
あれもこれも美味しそうなので、ついつい手が出てしまいます。
いつの間にか食べ過ぎてしまって・・・・
ということはよくあることですね。
その時にお勧めなのが、食べる順番をきめること。
サラダや肉、魚などのおかずを先に食べるようにするとお腹が膨れて食べ過ぎを防げます。
余計なカロリーを取らずに済むのです。
写真の鳥天丼であれば、まずサラダ、お漬物を食べてからご飯を食べるようにします。
「また食べ過ぎてしまった・・・」というストレスを感じたくない方にはこの方法がお勧めです。
食べ過ぎてしまう報酬系の人
人間の食べる量は脳の視床下部にある満腹中枢というところでコントロールされています。
人間は食事をすると血糖値が上がります。
血糖値が上がることで、満腹中枢が刺激されそれ以上食べることをやめるよう命令を出します。
これが本来の人間が満腹になるメカニズム。
しかし、中には満腹中枢から命令が出ても食べ続ける方がいます。
なぜでしょう?
それは脳の視床下部が何らかの理由でうまく働かないからです。
そういう方はお腹を満たしても、食べ物を探し続けます。
満腹になることが満足なのではなく、美味しいものを食べる事で満足感を得ているのです。
このように満腹になっても食べ続ける人の脳を「報酬系」といいます。
私の友人のY君はこの「報酬系」です。
あるパーティーでの出来事。
彼は1人前の料理を食べた後、「もうお腹いっぱいで食べられないよ」と言いました。
ところがその20分後には「腹へった」と言いながら、皿を手に料理を探しに行ってしまったのです。
他の人が見たら、「?」となりますが、彼にとってはいつもの行動。
お腹を満たすことではなく、美味しいものを食べる事が満足なのです。
食べる前になぜ食べるかを考える
報酬系の人が食べ過ぎない方法は1つ。
それは「食べる前に考える」です。
食べ物が前に出てきたら
「これは本当に食べていいのか?」
「体のためのものなのか?」
自分に問いかけてみましょう。
食べる必要があると思ったら食べる
食べる必要がないと思ったら食べない。
これを繰り返すことで
次第に食べる量がコントロールできてきます。
【久我山・吉祥寺ダイエット】ストレッチで痩せることはできますか?
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
ジムに行くと、運動に励んでいる方がいる一方でストレッチに時間をかけている方もいます。
ストレッチはそれだけ市民権を得ているのですが、その効果をご存知の方は少ないように感じます。
このサイトではダイエットや健康習慣の情報を発信しています。
ダイエットといえば、筋力トレーニングと有酸素運動が定番ですね。
今回は趣向を変えて、ストレッチがダイエットに効果があるのか考えてみました。
体脂肪が燃える仕組み
体を動かすと「リパーゼ」という脂肪を分解する酵素が活性化します。
リパーゼが分解した脂肪は血管に入り、それが筋肉を動かすエネルギーとして消費されます。
有酸素運動や筋力トレーニングが「体脂肪を燃やす効果がある」というのはリパーゼが脂肪を分解してエネルギーにするからなのです。
ストレッチの効果
ストレッチには2種類あります。
「スタティックストレッチ」、「ダイナミックストレッチ」です。
「スタティックストレッチ」とはいわゆる皆さんがやっている「ゆっくり伸ばすストレッチ」。
あまり使わず固くなっている筋肉を伸ばすので、姿勢の改善や怪我の予防という効果があります。
もう一つの「ダイナミックストレッチ」は体を動かしながら筋肉を温める方法。
いわゆる運動前の準備運動で、ラジオ体操などが有名です。
筋肉を伸ばすというよりは関節の可動域を増やす意味があります。
残念ながらストレッチでは痩せません!
結論からいうとストレッチでは痩せることはできません。
筋力トレーニングや有酸素運動は筋肉を伸ばして縮める行為。
最初に述べたとおり、筋肉を伸ばして縮めることで脂肪がエネルギーとして使われます。
筋肉を伸ばす「スタティックストレッチ」は「縮める」という過程が入りません。
なので、リパーゼを活性化して脂肪をエネルギーにすることができません。
一方の「ダイナミックスストレッチ」は筋肉を伸び縮みさせるので脂肪が燃えるような感じがしますが、あくまで準備運動です。
有酸素運動や筋力トレーニングほどエネルギーを使う運動ではありません。
ダイエットのためにストレッチを行うなら
では、ストレッチはダイエット効果が全くないのか、というとそうでもありません。
ストレッチでダイエットのサポートをすることはできます。
「スタティックストレッチ」は固くなっている筋肉を伸ばす方法。
結果、筋肉の伸び縮みが大きくなります。
筋肉はよく伸び縮みするほど鍛えられるという性質があります。
つまり、「スタティックストレッチ」と筋力トレーニングを合わせて行うことで筋肉を効率良く鍛えることができます。
また、「ダイナミックストレッチ」をすると関節の可動域が増え、股関節や肩周りが良く動くようになります。
肩や股関節を良く動かす有酸素運動の前に行えば、エネルギーの消費が大きくなり、ダイエット効果が期待できます。
筋力トレーニング、有酸素運動と合わせて行うならストレッチはダイエットに効果があるものといえるでしょう。
【久我山・吉祥寺ダイエット】極端な痩せ志向が心配です
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
ダイエット専門トレーナーなのにこのタイトルは何?
と感じられた方もいるかもしれません。
この記事ではタイトルの通り、過剰なダイエットはやめましょう。
ということをお伝えします。
ダイエットに関する情報がインターネットやTV、ラジオで毎日のように流れています。
日本人は健康や美容に高い関心を持っていると言えますが、
その一方で根拠不明の情報も多く、その情報に流されてしまうことを私は問題と考えています。
日本の栄養状態は戦後以下?
2014年の国民健康栄養調査では20代女性の平均摂取カロリーが1662キロカロリーとなっています。
一方、1946年2月の都市部の平均値は1696キロカロリー。
なんと、現在の方が戦後より栄養状態が悪いという結果が出ました。
また、FAO(国連食糧農業機関)の調査によると 2011年の北朝鮮の栄養状態は2100キロカロリー。
経済発展してる日本が経済制裁中の北朝鮮より栄養状態が悪いという捻じれた結果が出ています。
極端な痩せ志向は将来的に体を壊します
太り過ぎはメタボの問題がありますが、痩せすぎも問題です。
特に女性の場合は妊娠、出産という人生の大事なイベントがあります。
栄養状態が悪い中で生まれた低体重(2500g以下)の子供は将来的に高血圧、糖尿病、心筋梗塞になる可能性が高いことが分かっています。
極端な痩せ志向が子供の幸せを奪ってしまうのです。
また、男女を問わず栄養不足は将来的にロコモティブシンドロームになる可能性を秘めています。
ロコモは骨粗しょう症や寝たきりを引き起こす本当に恐ろしい生活習慣病です。
特に穀物などの糖質、肉や魚、大豆などのたんぱく質が不足している方はロコモティブシンドロームになる可能性が高いといえるでしょう。
正しい情報を手に入れて、痩せすぎを防ぐ
正しい栄養の情報を身に着けることが痩せ過ぎを防ぐ第一歩。
新聞記事や公的機関から情報を集めることをお勧めします。
特に以下のサイトはお勧めです。
現在、痩せすぎかどうかを調べるにはBMI計算をするとよいでしょう。
体重と身長の関係から肥満度を見るのが、BMIです。
BMIは以下の方法で算出できます。
BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
BMI値は「18.5~24.9」が標準、「25以上」を肥満、「18.5未満」をやせと判断します。
例えば私の場合
BMI=68(㎏)÷1.7(m)÷1.7(m)=23.5
標準体重という判定になります。
自分の適正な体型とは何か考えてみましょう
性格が違うように筋肉や骨の付き方には個性があり、同じ体重、体脂肪率になったときのイメージは変わります。
よく芸能人やモデルさんの体重や体脂肪率を目指されている方がいますが、その数字はご自身には合っていないかもしれません。
自分の体型に合った痩せ方というものがあります。
過度な自己流ダイエットで体調を崩す前に是非、自分にあった痩せ方を考えてください。
【久我山・吉祥寺ダイエット】運動を始めることのハードルを減らす
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
「何の運動をすれば良いかわからない」
「医者に『運動をしてください』って言われたけど、それができないんですよ。」
カウンセリングの時に良くこういうお話を聴きます。
「運動は何をすればいいかわからないし、ハードルが高すぎる」ということですね。
日常的に運動をされている方はそう感じないかもしれませんが、
経験がない方にとって、運動はアレルギーに近いものがあります。
私の知人も糖尿病になってしまった際に「運動」ではなく「薬」で治療するようにしました。
彼も同じように運動アレルギーの持ち主です。
運動というと「苦しいもの」「つらいもの」というふうにイメージしているのかもしれません。
運動を始めるなら日常生活でできるものを
「何をすればわからない」という方は日常の中で運動を取り入れるようにしてください。
実は運動に特別なことは必要ありません。
日常でも体を使っていれば、それは運動です。
通勤で駅まで歩くのも運動だし、家事で立ち仕事をするのも運動です。
ただ、筋力をつけるのであれば、それでは負荷が弱すぎます。
少し日常を工夫してあげる必要があります。
駅まで歩くのであれば、大股で歩く。
立ち仕事でわざと重いものを運ぶようにすると筋肉がついて体が変わってきます。
その中でも私が一番お勧めしているのは「階段」を使うこと。
お尻、もも回りの筋肉を鍛えることで老化の予防をすることができます。
また、下半身の筋肉を鍛えることはダイエット効果もあります。
是非、日常の生活で取り入れてほしい運動方法です。
50パーセントの確率でできるものを選ぶ
また、運動の回数や頻度決めるときは「50%」の確率でできるものを選んでください。
心理学的に50%の確率でできることは達成感があり、継続することがわかっています。
それを運動でも応用するわけです。
「100%」できる運動は簡単すぎます。
一方、「30%」ではハードルが高すぎます。
必ず「50%」の確率でできる運動を選ぶようにしてください。
例えば、
①週1回 階段で3階まで上がる が100%
②週3回 階段で4階まで上がる が30%
③週2回 階段で4回まで上がる が50%
ならば、③を選ぶようにしましょう。
もし、③の運動が続かない場合はもういちど50%の確率でできる運動を探します。
運動指導者が心掛けたいこと
現在の日本のフィットネス人口はたったの3%。
数字で見ても、日本社会では「運動」を始めることのハードルはやはり高いようです。
そのために私たち運動指導者がしなければいけないことは「効果的な運動」よりも「運動のハードル」を減らすこと。
「新しい知識」よりも「お客様の立場」を知ることが大事だと考えています。
私はこれからも「続けられる運動」を指導します。
「楽しくて続けられそう」とお客様に言ってもらえれば本望です。
【久我山・吉祥寺ダイエット】運動で病気は予防できます
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナーの小森祐史です。
「もし、運動を錠剤の中に詰め込んでしまえるならば、その錠剤は、この世の中で、最も広範囲に処方され、恩恵をもたらす薬となるだろう」
Robert N.Butler
ILC-USA(国際長寿センター・アメリカ)の理事長
読んでいると噛みそうなこの言葉をご存じでしょうか?
簡単にいってしまうと「運動は病気の予防に最も効果があります。」
ということです
「予防医学」という言葉をTVやラジオでよく聞きませんか?
ここ数年の研究で運動が「メタボリックシンドローム」、「がん」や「糖尿病」の予防だけでなく、うつ病の改善にも効果があることが明らかになっています。
生活習慣病を予防する運動の効果
厚生労働省ではメタボリックシンドロームの予防に
「ウォーキング・軽いジョギング・サイクリング・水泳」などの簡単な有酸素運動と
「スクワット」「腕立て伏せ」などの筋力トレーニング
を続けることを推奨しています。
また、仕事や日常生活で体を動かすことが多い人ほどがんになる確率が低く、
国立がん研究センターの「がん」の予防ガイドラインでも
「禁煙」「節酒」「食生活」「体重維持」と合わせて「運動」が明記されています。
特に18歳から64歳の人の身体活動については
「歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分」
「息がはずみ、汗をかく程度の運動を毎週60分程度行う」
週1回の簡単な運動と週1回のすこしきつい運動を「がん」予防に推奨しています。
運動は生活習慣病の予防に万能であるといえるでしょう。
運動はこころの健康にも効果がある
生活習慣病と合わせて、社会問題となっているのが「こころの健康」です。
現代の日本は20歳以上の「4人に1人」が本気で自殺を考えるほど深刻な自殺大国であり、決して無視できる問題でありません。
そこでも運動の効果は期待されています。
数多くの研究で運動がうつ病や不安気分の改善に効果あることがわかっていて、
すでにイギリスの治療ガイドラインでは軽度のうつ病に対する治療方法の一つとして運動を推奨しています。
生活習慣病と違い、うつ病の治療に筋力トレーニングは必要ないと言われています。
簡単な有酸素運動でも改善効果があるのが特徴といえるでしょう。
少しでいいので、何か運動を始めてみましょう
運動がダイエットだけでなく、健康によいことはご理解いただけたでしょうか?
働けるのも家族と過ごせるのも健康があってこそ。
将来的にやってくる病気の予防に今から運動を始めることをお勧めします。
まずはウォーキングやジョギングでも構いません。
何かを始めて、ご自身の幸せを目指していきましょう!
【久我山・吉祥寺ダイエット】その食べ方もったいないです
久我山・吉祥寺の『運動が嫌いな40代女性』専門パーソナルトレーナー小森祐史です。
久しぶりに会う友人とお酒を飲んでいた時にもったいないなと感じたことがありました。
それは食事のとり方です。
その友人は30代になって少しふくよかになってきてそのことを気にしていました。
メタボリックシンドロームというわけではありませんが、将来的になるかもしれません。
仕事柄、体型の変化の原因をすぐに調べたくなるタイプなのですが、食事が進むにつれて彼の体型が変わった理由がすぐにわかりました。
お酒が入ると食欲が増します
居酒屋さんに行くとお酒を注文しますね。
どうしてもしょっぱいものがほしくなります。
友人はさらに肉類や揚げ物を注文していました。
この時点でカロリーが多くなってしまうわけですが、お酒にはもう1つデメリットがあります。
アルコールが体内に入ると、肝臓がアルコールを分解します。
この時、分解の過程で必要な糖分が血液中から消費され、血糖値が下がり空腹感を覚えます。
そこでまた食事を注文するわけですが・・・・
実際にはそれまでの食事でカロリーオーバーになっています。
お酒を注文 → カロリーの多い食事 →お酒を注文 → カロリーの多い食事
という明らかに体重が増える食べ方を友人はしていたのです。
お酒の注文は後にする
お酒を飲むことで食欲が増すのであれば、「最初の1杯以外は食後に注文する」というのが私のお勧めです。
お腹が膨らんだところで、お酒を飲めば血糖値も下がりづらくなります。
空腹を感じる事もなくなるので食べ過ぎも防げるのです。
もし、仕事の会食でなければ、お酒は最初と最後に注文するといいでしょう。
「食べられる分だけ注文しましょう」
そして、友人との食事でもう一つ気になったのが食べ残しでした。
食べられないほど注文しているということはカロリーはオーバーしています。
食べ過ぎるとやはり体重は減りません。
羽目を外して良い時も自分の食べられる量を把握することが大事です。
もし本気でダイエットを考えているのであれば食べる量は腹8分にするとよいでしょう。
このことを友人に伝えたいのですが、あまり生活習慣を変える気はないようなのでHP上で伝えました(笑)