西荻窪、千歳烏山の『お腹瘦せダイエット』専門トレーナーの小森祐史です。
9月30日(土)に開催した脱メタボセミナーの模様をお届けします。
セミナーには30代以上の方にお越しいただきました。
メタボで悩んでいる人は多い
セミナーの中では皆さんにある問いをしました。
「どうして今回のセミナーに参加したのでしょうか?」
「将来的に病気になって家族に迷惑をかけたくない」
「医者からダイエットをするよう言われたが、何をすればいいかわからない」
という回答が多い中、ご親族を病気で亡くされた方もいらっしゃいました。
メタボはご自身だけではなく、家族も苦しめます。
お腹がベルトに乗るくらい脂肪がついていることは体にいいことはありません。
つきすぎた内臓脂肪は体に異常な状態を引き起こします。
内臓脂肪はインスリンの働きを悪くする物質を分泌し、動脈硬化を促進させます。
その結果、脳梗塞や心筋梗塞という死につながる病気を引き起こすのです。
また、インスリンの働きが悪くなり、高血糖になると糖尿病やがんになる確率も上がります。
メタボ予防に生活習慣の改善
メタボ予防には生活習慣を改善するしかありません。
まずは日常の運動量の見直しです。
皆さんは1日に何時間歩いているでしょうか。
メタボリックシンドロームの予防ガイドラインには
1日1時間以上の歩行(家事などを含む)を推奨しています。
それに加えて週に一度、下半身を中心に筋力トレーニングすると、脂肪がつきにくい体にすることができます。
また、下半身に筋肉がつくと転倒することがなくなり、将来寝たきりになる可能性も少なくなります。
食事はバランスよく過不足なく摂ることが大事です。
同ガイドラインには
・主食を5~7つ
・主菜を3~5つ
・副菜を5~6つ
・乳製品2つ
・果物2つ
1日に取るよう推奨しています。
しかし、このガイドラインは多少わかりづらいので
私は14品目の食事をバランスよく摂ることをお勧めしています。
14品目の食事とは
穀物・肉・魚・濃い野菜・淡色野菜・豆製品・乳製品・卵・海藻類・果物・イモ類・キノコ類・油脂類・嗜好品
を1日に一回ずつ取る方法です。
この食事法にすると体脂肪が減り、筋肉がつきやすい体にすることができます。
メタボは他人事ではない
今回のセミナーで感じたことは「メタボは他人事ではない」ということです。
スライドを作っている時に、「糖尿病の疑いがある人が1000万人を超えた」というニュースがありました。
また、平成28年度の国民健康栄養調査によると、日本の肥満人口は全く減っていないことがわかりました。
「食事をバランスよく摂り、運動を適度に行う」
当たり前の健康法ですが、これができていないのが日本の現状です。
このセミナーに参加した方に最後に一つお願いをしました。
それは「セミナーの内容をご家族やご友人に伝えてもらうこと」
そうすることでメタボに関する知識が増え、家族や地域ぐるみで予防する動きが高まるでしょう。
私がしていることは小さなことですが、この動きが少しでも広まれば嬉しく思います。
最後になりましたが、セミナーにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回のセミナーで何かを持ち帰っていただければ幸いです。