「楽」な方法でお腹痩せダイエットはできない
この記事を読み終わるまで約3分
西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
今、私達が生きている時代はとても恵まれています。
遠くにすんでいる人とリアルタイムで話せるし、自分で車を運転して遠くまで簡単に行けます。
わずか100年前はそんなことはありません。
手紙で人と交流し、移動は馬や電車。
しかも、大都市しか交通網は発達していなかったはずです。
それに比べて、この100年で体を使った移動は格段に楽になりました。
この数年で車の自動運転も現実になるでしょう。
ただ、文明が発達すると移動が楽になりますが、それは同時に体を動かさないことにも繋がります。
体を動かさないので肥満体型になり、病気になりやすいということです。
なぜ私が最初にこのお話をしたかというと、世の中のダイエットに関する風潮が「楽」な方向に向かっていると感じたからです。
楽をうたったダイエット
インターネット、中吊り広告。
TVのショッピング番組。
ほぼ、全ての媒体で毎日のようにダイエット情報を取り扱われています。
私のイメージでは「楽」うたったタイトルや内容が多く、特に「○○ダイエット」とつくものにその傾向が見られます。
「揉み出しダイエット」
「酵素ダイエット」
「運動なしダイエット」
先日もらったダイエット広告にも「楽」の文字がありました。
共通しているのは「体を動かさない」=「楽」という内容で文章が書かれていることです。
楽な方法でお腹痩せダイエットはできない
本当に体を動かさずにダイエットはできるのでしょうか。
特にお腹につきやすい内臓脂肪を、運動なしで落としていけるのかが気になるところです。
もしそうであれば、運動が苦手な方には朗報なのですが・・・
結論から言うと「体を動かさない」で内臓脂肪は落とせません。
体脂肪は普段、中性脂肪という形で貯蔵されています。
中性脂肪は体を動かすエネルギー。
分解してエネルギーにするのはリパーゼという酵素です。
リパーゼは中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解。
分解された脂肪酸は血液中に取り込まれエネルギーとして使われます。
ポイントは、このリパーゼが良く働くのは「体を動かした時」ということです。
揉み出すとリパーゼが良く働くわけでも。酵素を飲めば体の中で直接作用して、中性脂肪を分解するわけでもありません。
体を動かさないと脂肪は燃えることがないのです。
つまり、「体を動かさない」=「楽」な方法でお腹の内臓脂肪が落ちることはありません。
健康のためにダイエットするなら「体を動かす」しか方法がないわけです。
お腹痩せダイエットを成功させるには?
運動を継続してお腹痩せダイエットを成功させるにはどうすればいいのでしょうか。
ウォーキングやランニング。筋力トレーニングは地味できつい印象があります。
「地味できつい」ことは皆さん敬遠しがちです。
しかし、「この地味なきついこと」を続けない限りダイエットは成功しません。
一人で続けるのが大変ならパーソナルトレーナーに相談しましょう。
一人では続けられない運動もパーソナルトレーナーと一緒であれば続きます。
また、自分に必要な運動方法をトレーナーに教えてもらいましょう。
アメリカスポーツ医学会の研究によると、一人で運動をした時の継続率が40%だったのに対し、二人で運動した時の継続率は80%でした。
あなたならこの数字をどう見るでしょうか。
内科医は薬を与えて健康にするお医者さん。
外科医が体を切って健康にするお医者さんなら、パーソナルトレーナーは体を動かして健康にするお医者さん。
『お腹痩せダイエット専門パーソナルトレーニング』は肥満や不調で悩む40代のためのワンツーマン指導。
お悩みがありましたらご相談ください。
あなたの明日を元気にする処方箋を渡します。
参照:「アメリカスポーツ医学会 運動処方の指針」
肥満や不調で悩んでいる40代の方はこちらからご相談ください。
最新のダイエットと古いダイエット、結果が出るのはどっち?
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西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
毎日のように見る広告があります。
それはダイエットに関する広告です。
TVでも毎日のように健康番組や健康情報が取り上げられていますが、
一番ダイエット情報を目にするのは間違いなくインターネットでしょう。
それも最近では有名人の方を起用した広告が目立ちます。
「最新の〇〇」「あの〇〇さんも使用している」という広告は
スマートフォンを開けば1日に2回は必ず目にします。
タレントさんやお医者さんが薦めている最新の方法は本当に効果があるのでしょうか?
いわゆる古いダイエットと比較してみました。
新しいダイエット
新しいダイエットというのはいわゆる「このサプリメントを飲むだけ」「〇〇ダイエット」という名前で宣伝をされています。
女性タレントを起用したサプリメントの広告では、ビフォーアフターが載っているので視覚的にわかりやすいでしょう。
その宣伝文句は
「体内の脂肪を食べる成分が入った最新のサプリメント」
「運動しないでやせる」
「飲むだけで-〇〇cm」
などきれいな言葉があふれています。
一方の「〇〇ダイエット」は「ツボを押したり」という一見誰でもできそうな受け身の方法です。
しかし、ここで冷静に考えてください。
体脂肪が燃えるのは「体を動かすエネルギー」として使われるときです。
サプリを飲んだり、ツボを押すという受け身の姿勢だけで脂肪が燃えるでしょうか?
古いダイエット
古いダイエットは「バランスのいい食事」と「定期的な運動」の2本柱です。
いわゆる鉄板の方法で健康診断で「メタボ(気味)」と言われた方は、必ずこの指導を受けているはずです。
この「古いダイエット」、即効性はありませんが、確実に効果が出てきます。
バランス良く食事を取り運動を定期的に続けていればお腹周りが変わり、体重が落ちます。
体を動かす時に体脂肪がエネルギーとして使われますし、「ホメオスタシス(恒常性)」という、健康的な生活を続けると体重が安定する機能が人間に備わっているからです。
結果の出るダイエットとは
どんな健康情報にも言えますが
新しい=効果がある
とは限りません。
というのは、最新の健康情報というのは科学的な根拠が弱いからです。
本当に根拠の強い効果的な情報というのは何年も研究が必要です。
ダイエットでいえば、この何十年も「定期的な運動」と「バランスのいい食事」以外に効果のある方法は出てきていません。
つまり、それ以外に方法はないということです。
耳つぼを押しても、サプリメントを飲んでも直接的な効果はありません。
効果があっても限定的です。
もともと、マッサージ(疲労回復)にダイエット効果求めることは無理があります。
もちろん、サプリメントを飲めば痩せる訳ではありません。
「温故知新」
古いことから学ぶことが沢山あるはずです。
皆さんもぜひ古いダイエットに取り組んでください。
古いダイエットに即効性はありません。
しかし、続けていけば必ず結果が出てきます。
その唯一の方法が「バランスのいい食事」と「定期的な運動」です。
具体的な方法についてはこちらの本に書きました。
ぜひ手に取ってお読みください。
(Amazonの販売ぺージに飛びます)
低糖質ダイエットはバランスが大事です
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西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
パーソナルトレーニングの初回相談で「低糖質ダイエット」という言葉をお客様からよく聞きます。
私は以前、低糖質ダイエットを指導しているパーソナルトレーニングジムにいました。
一昔前、低糖質ダイエットはパーソナルトレーニングジムで行うもの、というイメージでしたが今ではエステで指導したり、低糖質の食べ物も沢山コンビニに並ぶようになりました。
お客様の言葉を聞いてもわかる通り、その時より低糖質ダイエットがかなり浸透してきているというのが率直な印象です。
ですが、同時に思うことがひとつあります。
低糖質ダイエットに関する知識が部分的であるため、体調を崩されている方を時々目にします。
新聞を読むと死亡事故に繋がった例もありました。
どんなダイエット法にも当てはまりますが聞きかじりで始めると失敗しますし、健康を害すことがあります。
では、どのような知識があれば低糖質ダイエットは成功するのか?
私がおすすめしている方法を簡単にお伝えしましょう。
そもそも糖質にはどんな役割があるのか
糖質は体を動かすエネルギーです。
口から入り胃で消化され、小腸で吸収された後、血液中でブドウ糖という形でエネルギーとして使われます。
また肝臓や筋肉にグリコーゲンとして少量を貯蔵され、エネルギーとして使われない糖質は、体の中で脂肪となって蓄積されます。
使われない糖質が脂肪に変わるわけですが、この糖質の量を抑えて体に脂肪をつけないようにするのが低糖質ダイエットです。
糖質は多くても少なくても体に悪い
低糖質ダイエットがここまで浸透した理由には糖尿病の問題があります。
高血糖が引き起こす糖尿病は完治することがない難病で、メタボと深い関係があります。
確かに日本人の傾向として食事で取る糖質の量は多く、それが肥満に繋がっています。
ダイエットをしなければ糖尿病の予防も改善もできません。
そこで出てきたのが低糖質ダイエットという方法でした。
この糖質を抑えるという方法は血糖値が上がらないし、カロリーを抑えられるのでダイエットにも有効です。
しかしその後、この方法には問題があることがわかりました。
糖質の量を極端に抑えるとコレステロール値が上がり、心臓疾患になる確率が上がることがわかったのです。
低糖質ダイエットはバランスが大事です
私は低糖質ダイエットを否定も肯定もしません。
ですが、ご飯やパン、うどんなどを全く食べないことが健康であるという風潮は違うと思っています。
デスクワークの方ならご飯茶碗1杯
立ち仕事をされている方は茶碗2~3杯を目安に食べるようにしましょう。
ただし、大盛りにはしないように!
寿命を迎えるまで健康でいたいなら、何事もバランスが大事です。
食事は三食バランス良く。
ご飯も肉も魚も野菜も食べて、今日も頑張ってください。
参照:糖尿病診療ガイドライン
パーソナルトレーニングではあなたにぴったりの処方箋を渡しています
この記事を読みお合わるまで約4分
西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
みなさんが運動を続けている理由は何でしょうか?
「少しずつ元気になってきたから」
「医者に言われて仕方なく」
「トレーナーさんに褒められるのが嬉しい」
「腹筋を割りたいから」
「以前より走れるようになったから」
実際に聞いたお客様からの答えです。
(私のお客様でない方もいます)
ポジティブな答えもそうでないのもありますが、運動することに何かメリットを感じていることがわかります。
では、運動をしない人はなぜ運動しないのでしょうか?
「忙しくて」
「運動が嫌い」
「トレーニングは苦しいから嫌」
「1人では続かない」
これは運動するメリットよりデメリットが多い、と思っている方から返ってきた答えです。
お話をしていると、運動しない方はデメリットについて良くお話をされているように感じました。
では、メリットを感じていただければトレーニングを始めてもらえるのか?
今回はトレーニングすることのメリットを探してみました。
この記事を読んで、ちょっとだけでも運動に前向きになっていただければ幸いです。
運動は難病を予防・改善できる
糖尿病 変形性膝関節症
この2つは日本人の1割がなる症状と言われていて、実際にパーソナルトレーニングでも良くご相談いただきます。
どちらも進行していくと生活の質が著しく下がり、しかも今の医療で完治させることはできません。
最悪「寝たきり」になる可能性も出てくる難病です。
ですが、どちらも運動を続けることで予防・改善できます。
下半身に筋肉をつけると膝への負担を減らし、日常的に痛みを感じることが少なくなります。
また筋肉をつけた分、体内の血糖を消費しやすくなるので薬の量を減らすこともできます。
難病でも生活の質を上げることを可能にするのが、運動です。
たった5パーセントでも予防効果あり
結果が出るまで時間がかかるのが嫌、という方には朗報です。
先にあげた症状は、5%体重を落とすだけでも改善できることがわかっています。
確かに体をしっかり変えるには6ヶ月〜3年ほど時間がかかります。
しかし、体重3〜5kg落とすだけなら3ヶ月ほどで可能です。
体が変わった実感を持つのに1年も2年も待つ必要はありません。
パーソナルトレーニングではあなたにぴったりの処方箋を渡しています
「もし、運動を錠剤の中に詰め込んでしまえるならば、その錠剤はこの世の中でもっとも広範囲に処方され、恩恵をもたらす薬となるだろう」
これは国際長寿センターアメリカの元理事長 ロバートN バトラー が残した言葉です。
その言葉の通り、トレーニングは習慣にすることで難病を予防・改善できることが分かっています。
しかし、1人1人筋肉のつき方や硬さは違うので、症状によって必要なトレーニングも違います。
そこで必要になってくるのがパーソナルトレーナーという職業です。
パーソナルトレーナーは筋肉をつけて体を健康にするお医者さん。
その人に必要な処方箋を渡すのが仕事です。
体づくりに困っていたらパーソナルトレーナーにご相談ください。
寝たきり予防でパーソナルトレーニングを始めたいことをはっきりと伝えましょう。
特に「1人では運動が続かない」という方にパーソナルトレーニングはオススメです。
現在、私のパーソナルトレーニングを受けている方の9割が「1人では運動が続かない」方です。
「健康のためにジムに入会したが、何をすればいいかわからず申し込んだ」という方が多く、ジムに入ってから一年後にパーソナルトレーニングで運動を始めた方もいました。
もし、あなたが一年間正しくトレーニングできていれば、体は変わります。
ジムに入る→トレーニングを始める→効果がない→だんだん行かなくなる→一年後に退会という悪循環はやめませんか?
ぜひ、今からでもパーソナルトレーナーと一緒にトレーニングを始めてください。
運動を続けることにはメリットしかありません。
『お腹瘦せダイエット』専門パーソナルトレーニングへのお申し込みはこちらから
【西荻窪・千歳烏山ダイエット】肉を食べないと寝たきりになる!?
この記事を読み終わるまで約3分
西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
「体に良くない」からという理由で肉類を避ける方がいます。
私の感覚では高齢者の方にそう仰る方が多いです。
本当に肉は体に良くないのでしょうか?
信頼性の高いサイトのデータを調べて「体を鍛える」パーソナルトレーナーとしての見解を出してみました。
肉は健康に悪いか?
肉を避ける理由として
①ガンになりやすい
②心臓に良くない
③太る
というものがあります。
一つずつ見ていきましょう。
①ガンになりやすい
国立がん研究センターでは
「肉類全体の摂取量が多いグループ(約100g/日以上の群)で男性の結腸がんリスクが高くなり、赤肉の摂取量が多いグループ(約80g/日以上)で女性の結腸がんのリスクが高くなりました」と肉類を食べることのリスクを上げています。
しかし、一方で
「大腸がんの発生に関して、日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか、あっても、小さいと言えます」ということも伝えています。
つまり、食べ過ぎなければガンになる確率は高いわけではありません。
②心臓に良くない
以前から肉に含まれる『飽和脂肪酸』という種類の脂質は、心臓病になる確率を上げるといわれていました。
しかし、最近の国立がん研究センターの研究では
「飽和脂肪酸摂取は、多すぎても、少なすぎても良くない」という結論を出しています。
また、
「心筋梗塞の発症リスクが低いのは ~中略~ 牛乳を毎日コップ1杯(200g)、肉を2日に1回(1回につき150g程度)の摂取でした。」という研究結果もHPで発表しています。
つまり、食べ過ぎなければ体に悪いわけではありません。
逆に適量取ることで、心臓にはいいといえます。
③太る
体重が増える原因は食べ過ぎと運動不足です。
肉だけが太る原因ではありません。
どんなものを食べても、ある期間食べ過ぎていれば体重は増えます。
肉を食べないと寝たきりになる!?
高齢者になるとより肉を食べる必要があります。
というのは、厚生労働省の発表によると
「少なくとも毎食良質なたんぱく質を25~30 g程度摂取し なければ骨格筋で有効なたんぱく合成が1日を通して維持できないない可能性がある 」と高齢者ほどたんぱく質をとらないと筋肉が弱くなる可能性を伝えているからです。
言うまでもなく、肉はたんぱく質の宝庫です。
また、赤身の肉にはビタミンBが含まれています。
ビタミンBは食べたものを筋肉に変えたり、エネルギーに変える作用があります。
つまり、筋肉づくりに肉は欠かすことはできません。
肉を食べない方は体に必要なたんぱく質が不足していることがあります。
たんぱく質が不足すると、下半身の筋肉が落ち、次第に歩けなくなってしまいます。
その結果、寝たきりになってしまうのです。
特に40代になると筋肉が衰えてきますので注意してください。
肉も食べて、トレーニングすることが健康の秘訣
死ぬまで歩くには下半身に筋肉をつけるしか方法はありません。
筋肉づくりに肉は不可欠。
皆さん、ちゃんとお肉を食べましょう。
がん、心臓病になる確率が低い量は80g
これは手のひらに乗る程度の量です。
毎日それくらい食べても体に害はないということですね。
そして、スクワットや階段登りで下半身を鍛えるようにしてください。
そうすれば高齢者の方でもいつでも楽しく、自分らしい人生を歩めます。
体づくりに困っていたらパーソナルトレーナーにご相談を。
パーソナルトレーナーは筋肉をつけて体を健康にするお医者さん。
寝たきり予防でトレーニングしたいことをはっきりと伝えましょう。
あなたの明日を元気にしてくれること間違いありません。
参照サイト:
【西荻窪・千歳烏山ダイエット】中高年の膝の痛みはダイエットで解決
この記事を読み終わるまで約3分
西荻窪・千歳烏山のお腹痩せダイエット専門パーソナルトレーナー 小森祐史です。
ダイエットと合わせていただく相談が膝の痛み。
特に怪我があるわけではないのに
「膝が痛い・・・」
というお話を初回の相談でよく聞きます。
なぜ中高年になると膝の痛みを感じるようになるのでしょうか。
今回は予防法と合わせて中高年の膝の痛みを解説します。
膝の痛みの種類
膝の痛みには「外傷」と「障害」があります。
「外傷」とは突発的な事故で起きる関節や靭帯の怪我のことで、「半月板損傷」「内側側副靱帯損傷」「前十字靭帯損傷」などスポーツや転倒で起きる怪我がこれです。
一方「障害」とは日常的に使いすぎたり、使い方が悪かったことによる関節や靭帯の怪我のこと。
中高年に多い「変形膝関節症」はこの「障害」にあたります。
膝が変形して痛みが出る原因
変形膝関節症とはその名の通り、膝の形が変形して痛みがでる症状です。
そのメカニズムは
運動不足 不摂生 → 体重増加 → 膝に負担がかかる → 膝関節の変形 → 痛みの発生 → 運動不足 → 体重増加
となっていることがほとんどです。
このように変形性膝関節症になると、「体重増加」→「膝の変形」の悪循環を繰り返します。
体重が増え続けると糖尿病やガンになる可能性もあるため、決して甘く見てはいけない障害です。
また、変形性膝関節症は進行型の症状で完治することはありません。
あらかじめ予防するか、進行を遅らせるしか方法がないのが現状といえます。
中高年の膝の痛みはダイエットで解決
私の経験では、50代以上の膝の痛みは変形膝関節症であることがほとんどです。
実際データ上では高齢者の女性に多いことも分かっています。
その原因は大半が肥満。
つまり運動不足と食生活の乱れが膝を変形させてしまっています。
もし今現在外傷もなく膝に違和感や痛みを感じたら、膝関節が変形しているかもしれません。
自覚症状があれば病院で診察してもらいましょう。
今自覚症状がない方、または病院で診察しても問題がなかった方が始めるべきはダイエットです。
食事をバランス良く取りながら、足を使った運動を始めれば体重は落ちてきます。
とは言っても急に始めることはオススメできません。
私の友人はダイエットのために自己流で走り始めたはいいものの、すぐに膝を痛めさらに体重が増えてしまいました(涙)
オススメはパーソナルトレーナーをつけることです。
パーソナルトレーナーは筋肉をつけて体を健康にするお医者さん。
膝の痛みを改善するためにダイエットしたいことをはっきりと伝えましょう。
あなたの明日を元気にする処方箋をお渡ししてくれること間違いありません。